Power Your Music !!
自分に合ったワイヤレスイヤホン・ヘッドホンの選び方
スタッフのオススメモデルもご紹介
はじめに
普段使用しているスマートフォンやタブレットなどで音楽や動画を楽しむ上で欠かせないのがイヤホンやヘッドホン。
近年はケーブルでつなぐ必要のないワイヤレスモデルがとても人気で、気になっている方や検討している人も多いかと思います。
ただしワイヤレス製品の進化はとても早く、機能やスペックも複雑で、どれを選べば良いのか悩んでいる方も多いはず。
そこで今回はブランドの設立以来、ワイヤレスオーディオブランドとして成長を続けてきた"Mpow / エムパウ "として、スペックや機能の説明から、いまオススメのワイヤレスイヤホン・ヘッドホンの選び方までご紹介いたします。
ワイヤレスとは?
ワイヤレス( Wireless )とは「Wire (ワイヤー/線)」が「Less(レス/~の無い)」という、その名の通りケーブルや線で繋ぐ必要のない「無線」のことを指します。ワイヤレスイヤホンやワイヤレスヘッドホンなどは、従来音楽を再生するプレイヤー(再生機)とケーブルで繋ぐ必要があったイヤホンやヘッドホンに対し、ケーブルレスで使用できるため、区別をするためにそう呼ばれています。
また、ワイヤレスでイヤホンやヘッドホンとプレイヤーを接続する形式は複数の規格が存在していますが、現在スマートフォンやタブレット、パソコンなど多くの方が使用しているデバイスで対応しているのが「Bluetooth (ブルートゥース)」という形式です。Amazonやショップなどで販売されているほとんどのワイヤレスイヤホン、ヘッドホンはBluetooth対応製品のため、こちらのページでもBluetoothに対応した商品を紹介いたします。
イヤホンか、ヘッドホンか?
ワイヤレスオーディオ製品にも完全ワイヤレスイヤホンやワイヤレスイヤホン、ヘッドホンなど種類があります。
初めて購入するにあたり、どれを選ぶべきか?と悩まれる方もいらっしゃるかと思います。
ここではそれぞれの特徴とメリット、デメリットをお伝えいたします。
完全ワイヤレスイヤホン
最近主流のモデルが、イヤホンの左右が完全に独立しての使用が可能な「完全ワイヤレスイヤホン」。他にも「フルワイヤレス」や「トゥルーワイヤレス」とも呼ばれています。
まったくケーブルでの繋がりがないため、使用時の快適さは一番優れています。ただし最近のモデルではだいぶ改善されたものの、従来のワイヤレスイヤホンやヘッドホンに比べると、時々音が途切れたり、音の遅延が発生したりすることもあります。また本体が小さいため、再生時間もそこまで長くないものも存在します。コンパクトで持ち運びも便利なため、毎日気軽にスタイリッシュに音楽を楽しみたい方におすすめです。
ワイヤレスイヤホン
ワイヤレスイヤホンはプレイヤーとの線での接続はないものの、左右のイヤホンがケーブルで繋がったタイプのことを指します。完全ワイヤレスもまとめて「ワイヤレスイヤホン」と呼ばれることもありますが、「完全ワイヤレス」と「ワイヤレスイヤホン」で分けて表記されている場合は上記の通りです。
完全ワイヤレスよりも構造的にシンプルかつ歴史が長い分、接続の安定性や電池の持ちなどは優れている場合が多いのが特徴です。また廉価なモデルから販売されていることもあります。
完全ワイヤレスよりも左右がケーブルで繋がっている分快適さは劣りますがスペックは優れて安定しているものが多いため、初めてワイヤレスイヤホンを検討する方にもおすすめです。
ワイヤレスヘッドホン
ヘッドホンはイヤホンに比べ大型なタイプで、耳を覆ったり、耳に載せたりするタイプなどがあります。構造的に大型な分、ドライバーという音を出すパーツも大きいものを搭載できるため、イヤホンよりも迫力のある音を出せるなど音質的に有利な点もあります。またバッテリーなども大型なものを搭載できる分、イヤホンよりも連続使用時間が長いものが多いのが特徴です。
反面、大きな分持ち運びには不便なところもあり、また夏などは暑さを感じやすいところもあります。
ただしファッションアイテムとしても活躍するところもあるため、音楽をファッショナブルに楽しみたい方や、イヤホンよりもヘッドホンの迫力ある音が好きという方はヘッドホンがおすすめです。
スペック・性能について
次に気になるのが、スペックや機能です。
最先端分野でもあるワイヤレス業界は技術の進歩も早く、いろいろな技術もあるので複雑。
ここからはワイヤレスの基本的なスペックや機能を紹介します。
チップセット
ワイヤレス製品の心臓部となるのが、搭載しているチップセットです。
有名なメーカーだとQualcomm社や、Airoha社、Bestechnic社などがあり、様々なワイヤレスチップを展開しています。搭載しているチップによって機能やスペックが異なりますので、以下のスペックを確認の上、自身で必要な機能やスペックを搭載したモデルを選ぶのがおすすめです。
Bluetooth バージョン
前述の通りスマホやPCなどで使用するワイヤレス製品は多くがBluetoothという規格を採用しており、現在は多くの新製品が最新世代の"Bluetooth 5"以降に対応しています。新しい世代ほど通信速度などが向上しており、接続面では少々有利なっています。また少し前の世代である"4.2"からは電池残量表示など実用性も向上しているため、現行で最新の"Bluetooth 5"以降や"Bluetooth 4.2"など新しめなバージョンのモデルを選ぶと快適に使用することが出来るのでおすすめです。
連続再生時間 / 合計再生時間
ワイヤレス製品はバッテリーを搭載しており、そのバッテリーの持ちが毎日快適に使用出来るかの大きなポイントにもなります。主に「連続再生時間」と表記されている時間が、イヤホンやヘッドホンを連続でどれだけ使用できるかの時間になります。通勤や通学、またはフライトや動画鑑賞など比較的長く使うシチュエーションを想定して、それ以上の連続使用が可能なモデルを選ぶと安心です。
※完全ワイヤレスイヤホンは付属のケースに入れて充電できるモデルもあります。その場合「連続再生時間」の他に「合計再生時間」で表記をされます。「合計再生時間」はケース内蔵の電池でイヤホンに都度充電しながらの合計の再生時間になりますので、一度にどれだけ長く連続して使用できるかは「連続再生時間」に注目して選ぶと失敗しません。
コーデック
ワイヤレスオーディオ製品としてよく重視されるのが「コーデック」です。
「SBCコーデック」が基本となり、それに加えてiPhoneなどiOS機器では「AACコーデック」、AndroidスマホなどAndroid OS機器では「apt X」や「apt X HD」など、より高音質で楽しむことが出来るコーデックがあります。上位のコーデックほど、より細かい音まで聞こえたりと音の臨場感がアップします。ただし、コーデックが良いものに対応していても、イヤホンが自分の好きな音かどうかは別問題です。
ご自身のスマートフォンがどのOSかをチェックし、レビューを見たり、試聴などをした上で好みの音のイヤホンを探すのがおすすめです。
防水性能
雨などの水分から大切なイヤホン、ヘッドホンを保護出来る性能を表すのが"IPX(もしくはIP)"となり、数字が高いモデルほどその性能が高くなります。
日常生活で使用する上では"IPX4"以上の性能であれば、雨や水仕事の際に想定される水しぶき程度であれば故障を防げるため、"IPX4"以上の製品を選ぶのがオススメ。
それ以上のケースで水没からも守りたい場合、例えばアウトドアやプールなどレジャーでも安心して音楽をガンガン楽しみたい!などタフな使用も想定する場合は、万一水中に落としても故障を防げる完全防水性能である"IPX7"や"IPX8"相当の製品を選ぶとどんなケースでも安心です。
その他機能について
上記の基本的なスペックや性能以外にも、周囲の騒音を消すノイズキャンセリング機能やタッチで操作が可能なタッチコントロールなど、毎日の音楽ライフをより快適にする機能もあります。
ご予算や希望に合わせて必要な機能を搭載しているモデルを選びましょう。
アクティブノイズキャンセリング
周囲の環境音をマイクで拾い、騒音(ノイズ)を消し去ることで音楽や動画鑑賞をよりクリアな音質で楽しめるのがアクティブノイズキャンセリング機能です。他にもANC(Active Noise Cancelling)やノイズキャンセルと呼ばれることもあります。
通常のモデルに比べ、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したモデルはやや高額になるケースがほとんどですが、その快適さから最近では特に人気の機能となっています。
似たような表記として、イヤピースなどで物理的に外部の騒音をシャットアウトするパッシブノイズキャンセルや、CVCなど通話用のノイズキャンセルなどもありますので、間違いないよう気をつけましょう。
周囲の環境音をマイクで拾い、騒音(ノイズ)を消し去ることで音楽や動画鑑賞をよりクリアな音質で楽しめるのがアクティブノイズキャンセリング機能です。他にもANC(Active Noise Cancelling)やノイズキャンセルと呼ばれることもあります。
通常のモデルに比べ、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したモデルはやや高額になるケースがほとんどですが、その快適さから最近では特に人気の機能となっています。
似たような表記として、イヤピースなどで物理的に外部の騒音をシャットアウトするパッシブノイズキャンセルや、CVCなど通話用のノイズキャンセルなどもありますので、間違いないよう気をつけましょう。
通話用ノイズキャンセリング
上記のアクティブノイズキャンセリングと異なり、通話時の音声をクリアにするのが通話用のノイズキャンセリングです。"CVCノイズキャンセリング"などがこちらに該当します。この機能では通話中のノイズを打ち消して音声をクリアに伝えることで快適な通話環境を実現するため、業務中の電話やオンラインミーティングなどビジネスに使用する人には特におすすめです。
ただし通話時のみの機能であり音楽再生時には機能しないため、音楽や動画再生時にクリアな環境で楽しみたい人は上記のアクティブノイズキャンセリングモデルも搭載しているモデルを選ぶと良いでしょう。
外音取り込み機能
外音取り込み機能とは、イヤホン装着時にマイクにより外部の環境音を聞けるようにする機能で、別名アンビエントモード(機能)とも呼ばれます。
本来外の音をシャットアウトするカナル型イヤホンでも、外音取り込み機能を使うことでイヤホンをつけながら会話が出来たり、外の音が聞こえることで街中での使用時も安心して音楽を楽しめたりするメリットがあります。
自動ペアリング
完全ワイヤレスイヤホンのケースを開けるだけで前回接続したデバイスに自動で接続する機能のことで、別名オートペアリングなどとも呼ばれます。
毎回ペアリングする必要がなくなることで、いつでも気軽に音楽を楽しめるため、初心者の方にも頻繁に音楽を楽しみたい方にもおすすめの機能です。
マルチペアリング・マルチポイント
複数のデバイスとワイヤレスイヤホンなどの子機を接続できる機能がマルチペアリングとマルチポイントです。
それぞれの主な違いは、マルチペアリングは一台のワイヤレスイヤホンに対し、複数のスマートフォンなどデバイスと接続登録が出来る機能で、登録したデバイスには都度ペアリング操作をする必要がなく、電源をオンするだけで接続出来るようになりますが、同時に接続できる台数は1台のみとなります。
それに対しマルチポイントは同じく複数のデバイスと接続登録が出来るだけでなく、同時に接続することが可能になります。例えばワイヤレスイヤホンを仕事用のスマートフォンと私用のスマートフォンと同時に接続しておくことで、いずれのスマートフォンに電話が掛かってきた場合でも受話可能な"同時待ち受け"状態を実現することが出来ます。特に複数台数を私用しているビジネスマンなどにおすすめの機能です。
その他
もちろん上記のような機能面以外にも、デザインや装着感など人によって重視するポイントは様々です。ご自身で特に優先したいポイントを明確にして、自分にあったモデル探しをオススメします。
スタッフのオススメモデル!
上記のワイヤレスについての基本知識を抑えたところで、ここからはようやくオススメモデルのご紹介。
ワイヤレス製品を長年手がけてきたMpowブランドとして選りすぐりのモデルをご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
オススメの完全ワイヤレスイヤホン
X3 ANC
ANC機能搭載完全ワイヤレスイヤホン
従来高額であったアクティブノイズキャンセリング機能を搭載した完全ワイヤレスでありながらも1万円ほどの価格を実現して話題となった"X3 ANC"
非常にナチュラルで長時間使用しても耳に不快感を覚えにくい優しいノイズキャンセリング性能で人気を集めています。
操作はタッチで行え、自動ペアリング機能も搭載。さらに連続6時間(ANC on)使えるなど完全ワイヤレスイヤホンとしての性能も高いため、多くの人にオススメできる万能&高性能モデルです!
オススメのワイヤレスイヤホン
FOCUS ANC
ANC機能搭載ワイヤレスイヤホン
アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したワイヤレスイヤホン"FOCUS ANC"
ネックバンドタイプを採用し、グリーンを要所に採用したデザインで人気のモデルです。
ノイズキャンセリング機能を搭載しながらも連続再生時間がなんと14時間(ANC on)とタフな仕様も実現!もちろん通話も可能なため、日常使いだけでなくオンライン会議などビジネスにもオススメのモデルです。
オススメのワイヤレスヘッドホン
H20 QCC3034 ver.
デザイン賞受賞の洗練されたヘッドホン
滴り落ちる水滴からインスパイアされたデザインで国際的デザイン賞"RedDot Design Award"を受賞したワイヤレスヘッドホン"H20"
特にワイヤレスチップにQualcomm QCC3034を搭載したバージョンは"AAC""aptX"だけでなく、"aptX HD"まで対応したハイスペックモデル!
連続再生時間も最大50時間と十分すぎるタフさを兼ね備えているため、音質もデザインも性能も妥協したくないこだわり派にもオススメのモデルです。
おわりに
イヤホンやヘッドホンは大好きや音楽や動画鑑賞には欠かせない大切なアイテムです。
毎日の楽しい時間をより快適にお過ごし頂くために、自分に必要な機能やスペックを把握して最適なモデルをお探しください!