ストーブ処分のポイントを解説!手放す際の注意点とは
執筆者 : 山田
ストーブの処分について詳しく解説します!
投稿日: 2024.12.25更新日 2024.12.28
ストーブは、使用から約6年が経過すると修理が難しくなりトラブルが頻発するおそれがあるため、早めの処分や買い替えがおすすめです。
ストーブの処分方法には自治体回収やリサイクルショップの活用などがありますが、費用が安い半面、処分に手間がかかるなど、それぞれにメリットデメリットが存在します。また、ストーブを処分する際は、事前に灯油を抜いておかないと事故のリスクが高まるため注意が必要です。
今回は、ストーブの処分について詳しく解説します。ストーブを処分する方法やそれぞれのメリットデメリット、処分時の注意点などを知りたい方は、ぜひ参考にしてください!
ストーブの処分を検討する目安は「使用から約6年」
ストーブには石油やガス、電気などさまざまな種類がありますが、目安として使用開始から6年が経過したら処分を検討しましょう。
各メーカーでは、ストーブの修理に必要な部品を保有期間を定めて保管しており、多くのメーカーで約6年としています。保有期間が経過すると部品の在庫がなくなるため、ストーブの修理が難しくなるのが現状です。
また、ストーブの寿命は約8年ともいわれており、使用年数が経つにつれて故障が見られるでしょう。以下のトラブルが発生した場合は、早めの処分や買い替えがおすすめです。
- ストーブのスイッチを入れると、エラー表示が何度も出る
- ストーブのスイッチを入れても、途中で消える
- 電源コードの接触が悪い など
ストーブの管理や使用方法を怠ると、火災など命にかかわる事故につながることがあります。過去には、ストーブの点検不足や長期利用によるトラブルも多数報告されているため、ストーブの管理には十分注意が必要です。
参考:補修用性能部品の保有期間│サポート・お問い合わせ:シャープ
一般社団法人日本ガス石油機器工業会 石油暖房機は寿命があります
ストーブの主な処分方法!メリットとデメリットを解説
ストーブを処分する方法はいくつか存在しているため、どの処分方法がよいか比較検討するのがおすすめです。ここでは、ストーブの主な処分方法とメリットやデメリットをご紹介します。
- 自治体の粗大ゴミ回収を利用する
- 購入店舗で引き取ってもらう
- リサイクルショップに買取を相談する
- フリマアプリに出品する
- 知り合いに譲る
- 不用品回収業者に依頼する
自治体の粗大ゴミ回収を利用する
メリット
各自治体では、それぞれの方法で粗大ゴミ回収を実施しています。地域によって回収方法が異なりますが、回収予約をすれば誰でも利用できるのがポイントです。
予約をする・粗大ゴミ処理券を購入する・粗大ゴミを出すなど回収時の手順が決められているため、再度利用する際に依頼しやすいのもメリットといえるでしょう。
デメリット
予約の電話や粗大ごみ処理券の購入、粗大ゴミの運搬など、回収が完了するまで手間がかかります。
また、回収日や時間が限られており、好きなタイミングで処分ができません。予約が混雑している時期は、依頼から2週間後の回収となることもあるでしょう。
購入店舗で引き取ってもらう
メリット
ストーブの購入店舗で引き取りサービスを利用すれば、新しい商品の購入と同時にストーブの処分ができます。家のなかに長期間ストーブが重複するのを防げるでしょう。
店頭引き取りや郵送対応など、引き取りサービスの内容はお店によってさまざまです。
デメリット
商品の新規購入を求められる可能性があります。そのため、お店に欲しい商品がない場合は、負担に感じるでしょう。
また、引き取りサービスの実施は店舗によって異なります。サービスを実施している店舗かを確認したり店舗の営業時間に合わせて商品を運搬したりなどの手間がかかります。
リサイクルショップに買取を相談する
メリット
未使用のストーブや購入から日数の経っていないもの、人気のモデルなどは高値で買い取ってもらえるかもしれません。ストーブを手放すと同時に利益が欲しい方におすすめの処分方法です。
デメリット
店舗によって買取価格が異なります。また、査定時は店頭までストーブを運搬する必要があり、手間や労力がかかるでしょう。
ほかの処分方法に比べて時期の影響を受けやすいです。高値で売れる時期を見計らって買取を依頼するのがおすすめです。
フリマアプリに出品する
メリット
メルカリなどのフリマアプリは、誰でも簡単に出品が可能です。必要としている方がいれば、スムーズにストーブを手放すことができるでしょう。
また、販売価格を個人で自由に設定できるため、ストーブの処分と同時に利益を得たい方は、フリマアプリの活用がおすすめです。
デメリット
出品時は商品の詳細を記載しなくてはならず、写真を撮ったりメーカーを調べたりなど手間がかかります。購入者とのやりとりも必須で、利用者によってはトラブルに巻き込まれる可能性もあるでしょう。
知り合いに譲る
メリット
ストーブを必要としている知り合いがいれば、譲るのも1つの方法です。関係が親密な方とのやりとりであれば、気持ちよく譲渡できるでしょう。
デメリット
知り合いだからこその気遣いが必要です。無料で譲る場合は問題ないですが、値段をつけて譲る場合は、価格を慎重に設定する必要があります。
不用品回収業者に依頼する
メリット
ストーブ以外にも処分したい粗大ゴミがたくさんある場合は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。無料見積りを実施している業者に相談すれば、どのくらいの費用で回収ができるのかをお得に把握することができます。
定額パックプランを設けている業者を活用すると、ストーブ以外の不用品も一度に処分が済ませられ、1つずつ処分するよりも低価格で処分が可能です。
デメリット
悪徳な業者を引き当てると、見積もり時よりも高額な請求をされる可能性があるでしょう。処分する予定のなかったものも回収されるなど、トラブルに巻き込まれる場合もあるため、業者選びには十分注意が必要です。
優良な不用品回収業者は、以下の記事で詳しく解説しています。
ストーブ処分にかかる費用
ストーブの処分には費用がかかりますが、処分方法により価格はそれぞれ異なります。各処分方法とそれぞれの処分費用の相場は、以下の表のとおりです。
処分方法 | 処分費用の相場 | 備考 | 参考サイト |
自治体回収 | 200円~600円 | 地域により変動 | 横浜市、世田谷区 |
購入店舗での引き取り | 1,958円 | 石油、灯油を除く | ビックカメラ |
リサイクルショップで買取 | 10,000円~ | お店により変動 | 家電高く売れるドットコム |
フリマアプリに出品 | 2,000円前後 | 送料込み | メルカリ |
知り合いへ譲渡 | 無料または有料 | 交渉内容により変動 | |
不用品回収業者へ依頼 | 9,800円~ | 定額パック利用時の料金、見積もりは無料 | 不用品回収モンスター |
安く処分を済ませたい方は、自治体の利用や知人への譲渡、利益を期待するならリサイクルショップやメルカリアプリを活用するとよいでしょう。費用がかかっても、時間に縛られず手間をかけずに処分したいと考える方は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。
★お店によっては、石油や灯油を用いたストーブの取り扱いに対応していないところがあります。処分可能か1店舗ずつ確認するには多くの時間や手間がかかり、日中仕事で忙しい方などには負担となるでしょう。手間をかけずにストーブを処分したい方は、不用品回収業者へ相談するのがおすすめです。
ストーブを処分する際の注意点
ストーブを処分する際は、以下の点に注意しましょう。
- ストーブの燃料を事前に抜いておく
- 事故防止のためストーブ内部を乾燥させてから処分に出す
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
ストーブの燃料や電池は事前に抜いておく
ストーブを回収に出す前に、燃料や電池が入ったままになっていないかを確認し、入っている場合は事前に抜いておきましょう。
ストーブに燃料などが入ったまま回収に出すと、灯油漏れが生じたり電源が入って作動したりする場合があります。とくに灯油や石油のストーブは発火のリスクがあるため、事前確認をしておくのがおすすめです。
灯油は、ガソリンスタンドに持ち込めば処分をしてもらえます。ただし、処分費用がかかったり廃油処理ができる場所が決まっていたりなど、ガソリンスタンドによってルールが異なるため注意しましょう。
参考元:石油ストーブの安全な使い方
事故防止のためストーブ内部を乾燥させてから処分に出す
ストーブ内部の燃料を捨てたら、回収前にしっかりと乾かしておくのも大切な作業です。
雑巾や新聞紙、不要な衣類などでフィルター周辺を掃除しましょう。取扱説明書があれば、参考にしてください。
灯油は抜き取ってもなかなか拭き取れず、内部に残存します。必要であれば、スポイトなどで油を抜き取りましょう。
参考元:石油ストーブの安全な使い方
手間をかけずにストーブを処分するなら不用品回収業者がおすすめ!
ストーブは、使用から約6年が経過すると修理が難しくなりトラブルが頻発するおそれがあるため、早めの処分や買い替えがおすすめです。灯油のストーブは回収場所が限られていたり内部を乾燥させてから回収に出したりなど、注意点が多く、回収完了までに時間や手間がかかるでしょう。
『不用品回収モンスター』では、ストーブだけでなくさまざまな粗大ゴミの処分も可能です。事前準備が不要で不用品回収の知識が豊富なスタッフが作業をするため、依頼者側の負担が少ないのもメリットです。ストーブの処分を検討している方は、ぜひご相談ください。
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