ゴミ箱を粗大ゴミで処分するなら「大きさ」に注目!注意点などを解説
執筆者 : 山田
ゴミ箱の粗大ゴミ処分について解説します!
投稿日: 2024.09.30更新日 2024.10.06
ゴミ箱にはさまざまな大きさがあり、プラスチック製や金属製など材質の種類も豊富に存在します。ゴミ箱を粗大ゴミに出す際は大きさや材質を確認し、各地域の回収方法をしっかりと調べなくてはいけません。
今回は、ゴミ箱を粗大ゴミに出す際のポイントをご紹介します。粗大ゴミに出す際の手順や注意点などを知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
ゴミ箱は大きさで処分方法が異なる
大小さまざまなサイズが存在し、メーカーによっても容量が異なるゴミ箱は、大きさで処分方法にも違いが見られるのが特徴です。ここでは、小さいゴミ箱と大きいゴミ箱それぞれの処分のポイントについて解説します。
小さいゴミ箱の場合
小さいゴミ箱は、燃えるゴミに出すことができます。燃えるゴミは無料で回収してもらえるため、処分費用がかからないのが大きなメリットです。
ただし、ゴミ回収場所までゴミを運ぶ労力がかかるのがデメリットといえるでしょう。また、毎週決まった回収日を把握しておかなくてはならず、出し忘れると次の回収日まで処分できないため、回収に合わせて予定を立てなくてはなりません。
大きいゴミ箱の場合
地域によって対応が異なりますが、多くの場合、30cmを超える大きなゴミ箱は粗大ゴミに分類されます。
たとえば、横浜市の粗大ゴミの回収基準は、以下のとおりです。
- 金属製品の場合:1番長い辺の長さが30cm以上のもの
- プラスチックや木製品の場合:1番長い辺の長さが50cm以上のもの
上記に該当する大きなゴミ箱の処分を検討している方は、粗大ゴミ回収を依頼しましょう。
参考元:横浜市粗大ごみインターネット受付|トップページ
ゴミ箱を粗大ゴミとして処分する際の主な手順
ゴミ箱を粗大ゴミに出す際は、自治体を利用する方法があります。ここでは、自治体でのゴミ箱の粗大ゴミ回収に関する手順をご紹介します。
- 回収日の予約
- 粗大ゴミシールの購入
- ゴミ箱の回収
回収日の予約
ゴミ箱を粗大ゴミに出す前に、各地域の自治体へ連絡をし、粗大ごみ回収の予約をしましょう。
多くの地域では、事前予約が必須です。予約方法は電話やインターネットなどがありますが、地域によって異なるため注意しましょう。
予約時には、ゴミ箱の大きさや回収日、回収時間の確認などをするため、聞き洩れのないようメモをとっておくのがおすすめです。
粗大ゴミシールの購入
粗大ゴミ回収の予約ができたら、粗大ゴミシールを購入しましょう。予約時に確認したシールの種類や枚数などに注意しながら、必要分を揃えます。
地域によって販売場所は異なりますが、多くはコンビニなどで購入が可能です。別の地域の粗大ゴミシールを用意した場合、回収してもらえないケースが考えられるため注意が必要です。
詳しくは、お住まいの地域の自治体ホームページを確認しましょう。
ゴミ箱の回収
粗大ゴミシールを購入したら、ゴミ箱の上部など見やすい場所にシールを貼り付けます。シールが剝がれると回収してもらえない可能性もあるため、ガムテープなどでしっかりと貼り付けましょう。
回収日当日は、決められた時間に合わせてゴミ箱を指定場所に運びます。数日前などあまりにも早く出してしまうと、不法投棄に該当する場合があるため、注意しましょう。
ゴミ箱の粗大ゴミ処分を安く済ませるコツ
粗大ゴミにゴミ箱を出す際、安く済ませるにはいくつかのコツがあります。
- ゴミ箱を解体し分別をする
- ゴミ処理場にゴミ箱を持ち込んで処分する
地域によっては、解体した大きなゴミ箱がゴミ袋に入る場合は、粗大ゴミではなく燃えるゴミとして回収してくれるところもあります。ゴミ処理場に自己搬入すれば、自治体回収を頼むよりも処理手数料を抑えてゴミ箱を処分することもできるでしょう。
ただし、ゴミ箱の解体や運搬には、多くの時間と手間がかかります。
自治体以外でゴミ箱を処分する方法
ゴミ箱を処分する方法は、自治体の回収だけではありません。ここでは、自治体意外でゴミ箱を処分する方法を3つご紹介します。
- フリマアプリに出品する
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- 不用品回収業者を利用する
フリマアプリに出品する
メルカリなどのフリマアプリに不要なゴミ箱を出品する方法です。
フリマアプリは、出品者側で価格を設定することができるため、売り方によっては利益が出る可能性もあるでしょう。とくに、新品や未使用品、購入から日数が経過していないゴミ箱は状態が良好なものが多いため、高額で売れるケースが考えられます。
ただし、フリマアプリへの出品では、商品の写真を撮影したり紹介文の作成をしたりなど、出品するための準備に手間がかかります。
使用感のある中古品のゴミ箱を販売する際は、購入者側の気持ちを考えながら準備を勧めましょう。ゴミ箱の臭いや汚れをしっかりと取り除くなどしておけば、契約後のトラブル回避につなげられます。
リサイクルショップで買い取ってもらう
リサイクルショップに粗大ゴミを持っていき、買取を依頼する方法です。
お手持ちのゴミ箱が有名メーカーのものや入手が難しいものであれば、高額買取につながる可能性があります。リサイクルショップに商品を託すため、ゴミ回収場所に運搬するなどの手間が省けるのも嬉しいポイントです。
査定費用のかからない店舗が多いため、価値の高いゴミ箱をお持ちの方は、リサイクルショップで一度確認してもらうのがよいでしょう。
不用品回収業者を利用する
ゴミ箱以外にも処分したいものが大量にある場合は、不用品回収業者がおすすめです。
不用品回収業者のなかには、トラックの大きさごとに料金が設定された定額パックを用意しているところがあります。トラックに積める荷物の量で計算されるため、重さで料金が増える心配がありません。
不用品の回収に関する知識が豊富なスタッフで構成されているため、自分で荷物を整理するよりもスムーズに片付けが進められるのもメリットといえるでしょう。
ただし、業者のなかには高額請求をする悪徳業者もいるため、注意が必要です。
優良な不用品回収業者は以下の記事でご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
ゴミ箱を粗大ゴミに出す際の注意点
ゴミ箱を粗大ゴミに出す際の注意点は、主に以下の3つです。
- ゴミ箱の大きさに注意する
- ゴミは一緒に処分できない
- 地域によって分別方法が異なる
注意点を把握しておけば、トラブルを防いで処分することができるでしょう。それぞれの注意点について、詳しく解説します。
ゴミ箱の大きさに注意する
自治体でゴミ箱を処分する際は、お手持ちのゴミ箱の大きさをしっかりと確認しましょう。
たとえば、横浜市で20cmのゴミ箱を出しても粗大ゴミとして回収はできません。反対に、50cm以上あるゴミ箱を燃えるゴミに出した場合も、回収してもらうのは難しいでしょう。
ゴミ箱を処分するときは、お手持ちのゴミ箱のサイズを測り、どの回収方法に該当するのかを確認します。地域の回収規約に合わせて処分をし、不法投棄に該当しないよう注意しましょう。
ゴミは一緒に処分できない
ゴミ箱は粗大ゴミに出せても、ゴミ箱のなかに入っているゴミは処分の対象外です。ゴミ箱は粗大ゴミ、なかのゴミくずは燃えるゴミなど分別をしてから処分しましょう。
また、燃えるゴミに該当する小さなゴミ箱に金属が使用されている場合は、金属部分を取り外してからゴミに出さなくてはいけません。金属は燃えるゴミに分類されない地域が多いため、各自治体の分別方法をしっかりとチェックしておきましょう。
地域によって分別方法が異なる
ゴミ箱は大きさで処分方法が異なるとご紹介しましたが、分別方法は地域で異なります。
京都府京都市 | 神奈川県横浜市 | |
ゴミ箱の分別方法 | ・金属性のものは「小型金属類」
・金属製で30cmを超えるものは「大型ゴミ」 ・プラスチック製のものは「プラスチック類」 ・プラスチックや金属以外の素材のものは「燃やすゴミ」 ・ゴミ袋に入らないサイズのものは「大型ゴミ」 |
・金属製のものは「小さな金属類」
・金属製品で1番長い辺の長さが30cm以上のものは「粗大ゴミ」 ・プラスチックや木製品のものは「燃やすゴミ」 ・プラスチックや木製品で1番長い辺の長さが50cm以上のものは「粗大ゴミ」 |
ゴミ箱の材質で分類が細かく分けられており、地域で分別方法もさまざまです。横浜市では、プラスチック製のゴミ箱を処分する場合、50cmよりも小さなゴミ箱は燃やすゴミに該当し、粗大ゴミとしては出せません。
お住まいの地域の分別方法をよく確認し、正しい分別方法でゴミを捨てましょう。
参考元:横浜市ごみ分別辞典「MIctionary(ミクショナリー)」 | 分別検索
手間をかけずにゴミ箱を処分したいなら『不用品回収モンスター』がおすすめ
ゴミ箱は大きさで処分方法が異なります。多くの地域では30cmを超えるゴミ箱は粗大ゴミ回収の対象ですが、材質や地域によって分別方法が異なるため注意が必要です。
分別が難しいゴミ箱を悩まずに処分したい方は、不用品回収業者に依頼しましょう。不用品回収の知識が豊富な『不用品回収モンスター』に依頼すれば、ゴミ箱と一緒に大量の粗大ゴミを回収してもらえるため、自治体の粗大ゴミ回収よりもスピーディーに部屋が片づけられます。
ゴミ箱以外にも片づけたい不用品がたくさんある方やゴミの処分に時間を割けない方は、ぜひご相談ください!
『不用品回収モンスター』で無料見積りしてみる。