粗大ゴミのスーツケースを処分する方法や注意点!普通ゴミになることも
執筆者 : Sugi
粗大ゴミのスーツケース処分方法を解説します!
投稿日: 2024.09.24更新日 2025.01.10
本記事を閲覧中の方は、以下の疑問を持っていることでしょう。
- スーツケースを処分したい
- 何ゴミに該当するのかわからない
- お金をかけずに処分する方法が知りたい
スーツケースはサイズが大きくゴミの分別もわかりにくいため、処分せずに放置してしまうことはよくあります。本記事を読めばスーツケースを処分する方法や注意点が分かり、適切に処分できます。
粗大ゴミのスーツケースを処分する方法
自治体がスーツケースを普通ゴミとして扱ってくれない場合、その他の処分方法から自分で対応できるものを選びましょう。
スーツケースを処分する方法はいくつかあります。以下にて7種の処分方法を紹介するので、チェックしてください。
不用品回収業者に依頼する
定期的にお部屋の片付けをしているとき、スーツケースが目に入ることもあるでしょう。しかし、捨て方がわからないと、見て見ぬふりをするものです。
上記の通り、不用品回収業者の利用は、スーツケースのほかにも処分したい粗大ゴミがある際に向いています。
プロに依頼するため費用がかかるものの、粗大ゴミの分別がわからないときでも楽に処分できます。なるべく損することなく不用品を手放したい場合、量に合わせた適切なサービスを選択することがコツです。
以下の記事では、優良な不用品回収業者をランキング形式で紹介しています。
自治体の粗大ゴミ回収サービスを利用する
自治体の粗大ゴミ回収サービスは、スーツケースを正しい方法で処分したい人に向いています。各市町村の公式サイトで粗大ゴミを捨てる手順が公開されているため、迷うことなく申し込めるはずです。
一般的には、たとえば以下の手順に沿って、自治体に粗大ゴミを申し込みます。
- 電話またはインターネットで申し込む
- 粗大ゴミの品目と料金をチェックする
- 品目に合わせて粗大ゴミ処理券を購入する
- 粗大ゴミ処理券を貼り付けて指定の場所に搬出する
粗大ゴミ処理券の金額は、自治体により異なるため、自治体の公式サイトをチェックしてください。
リサイクルショップで売却する
スーツケースが壊れておらず使ってくれる人が見つかりそうな場合は、リサイクルショップに売却してみましょう。基本的に高い費用がかからないだけではなく、スーツケースと引き換えにお金がもらえる可能性もあります。
近所にリサイクルショップがあるなら持ち込みできます。ない場合は、オンライン査定も選択肢のひとつです。たとえば、無料の査定フォームから必要事項を入力したのち画像を添付して送信すれば、スタッフにチェックしてもらえます。
多くの人はきれいな状態のスーツケースを好むため、査定をしてもらう前は可能な限り汚れを落としてから利用しましょう。
オークションサイトまたはフリマアプリで売却する
業者に依頼するのではなく、個人間の取引でスーツケースを手放す方法があります。
オークションサイトやフリマアプリは、スマートフォンを持っていれば誰でも手軽に利用できます。時間があるなら挑戦してみましょう。
売却する際の手数料は、利用するオークションサイトやフリマアプリにより異なります。そのため、買い手がついたのに想像より入ってくるお金が少なくなる可能性もあります。あらかじめ出品者の負担となる手数料をチェックしておきましょう。
企業が仲介しているとはいえ、顔の見えない個人間取引に抵抗がある人は、対面でコミュニケーションが取れるサービスも利用できます。
ほしい人に譲る
商品の紹介ページを書くことが困難であったり、業者に依頼したくなかったりする人もいるでしょう。
上記に該当する人は、友人や知人を回ってほしい人に譲ることも選べます。旅行や出張に出かける人の中には、サイズ違いのスーツケースがほしい人もいるため、探してみましょう。
ほしい人が見つからないことも考慮しなくてはいけませんが、見つかれば無料で手放せるためお得です。
スーツケースがほしい人を探す際は、あらかじめ期限を決めてから周りに声をかけましょう。期限が決まっていると、ほしい人が見つかりにくいときもスムーズに動けます。
寄付する
スーツケースを寄付すれば、不要なものを手放せるうえ、ほしい人に譲ることが可能です。
ダンボールに詰めて指定の場所へ送る方法が一般的であるため、難しくありません。
スーツケースを寄付する団体によっては、ダンボールの大きさ別に寄付金を設定しています。完全に無料というわけではないことがほとんどであるため、詳しくは各団体の公式ホームページをチェックしましょう。
スーツケースにその他の不用品をつめて送ってもよいかどうかは、団体のホームページもしくはメールフォームなどからご相談ください。
処分してくれるホテルに預ける
スーツケースは重量物の運搬に耐えているため、想定外のタイミングで破損することがあります。
旅先で破損してしまい処分に困ったときは、宿泊中のホテルに相談してみましょう。追加料金が支払える場合は、処分に応じてもらえるかもしれません。
とはいえ、処分してもらえるとは限らないため、あくまでも相談としてホテルのフロントスタッフに声をかけてみましょう。
旅先で荷物を預けた後にスーツケースが破損している場合、すみやかに写真を撮影してください。預け先の責任であることを証明できる可能性があるため、覚えておくとよいでしょう。
自治体によってはスーツケースを普通ゴミとして処分してもらえる
自治体によっては、解体したスーツケースが指定のゴミ袋に入る場合、普通ゴミまたは不燃ゴミとして処分することが可能です。自治体のルールにしたがって、指定の回収場所まで運搬しましょう。
不用品において最大辺が30センチメートル以内のときは、普通ゴミもしくは不燃ゴミとして捨てられる自治体が多くあります。そのため、自分で解体したスーツケースが規定のサイズ内に収まれば、普通ゴミとして捨てられます。
しかし、全ての自治体が解体したスーツケースを普通ゴミとして処分してくれるわけではありません。
粗大ゴミの品目や捨て方に関する情報は、基本的に各自治体の公式ホームページから品目一覧のページを閲覧するとチェックできます。
スーツケースを処分する際の注意点
スーツケースを処分する機会が少ない人もいるため、見落としがちな点もたくさんあります。とくに売却できるかどうかや解体が必要かどうかは、チェックしておきたいポイントです。
スーツケースを処分する前に知っておきたい大切な内容をまとめたので、下記をご確認ください。
使用できない場合でも売却できる可能性がある
スーツケースが壊れた場合、売却を諦める人は多くいます。しかし、訳あり品としてフリマアプリやオークションサイトなどで出品することが可能です。
人気が高いブランド品や値段の高いスーツケースは、すぐに処分せず売却を検討してみましょう。
フリマアプリによっては、訳あり品として販売できる不用品の条件があります。たとえばメルカリでは、正規の価格で販売できないものは以下の通りです。
- 形やサイズなどが規格外である
- 賞味期限が近づいている
- 傷や汚れがついている
- 型落ちしている
- 在庫処分を検討している
自治体により解体が必要である
お住まいの自治体によって、粗大ゴミとして処分する場合でも解体を要することがあります。
たとえばプラスチック製のスーツケースを解体するときは、以下の準備が必要です。
- カッター
- のこぎり
- 新聞紙
スーツケースを解体する手順
- スーツケースを開く
- 内側にある布を取り外す
- プラスチックの部分とフレームの部分を分ける
- のこぎりを使ってスーツケースを切る
手順1の段階で、キャスターや蝶つがいについているねじをすべて外しましょう。フレームが金属製であれば、手順3で切り分けます。
スーツケースを解体するために道具を購入する場合は、処分費用よりも購入費用が高くなります。
スーツケースの素材をチェックする
スーツケースの素材は1種類だけではなく、プラスチック製や布製などさまざまです。とくに自治体の回収サービスを利用するときは素材をチェックしたのち、地域のルールにしたがって排出してください。
スーツケースのボディには上記のほか、下記の素材が使われることもあります。
- ABS樹脂
- ポリプロピレン
- ポリエステル
- ナイロン
上記のうちABS樹脂とポリプロピレンは、ハードタイプの素材に分類されます。
スーツケースを粗大ゴミとして処分するなら『不用品回収モンスター』がおすすめ
スーツケースを処分する7つの方法についてご紹介しました。
ほしい人に譲れば無料で処分できます。しかし、状態により引き取ってくれる人が見つからないこともあります。
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