ガスコンロを粗大ゴミとして処分する7種類の方法を紹介
執筆者 : Sugi
ガスコンロの処分方法を解説します!
投稿日: 2024.10.27更新日 2024.11.03
ガスコンロを処分する際、以下の疑問が浮かぶ方は多いでしょう。
- ガスコンロは何ゴミに分類されるのかわからない
- 処分する方法がわからない
- 処分する際の注意点をチェックしておきたい
一般的にガスコンロは、お住まいの自治体で粗大ゴミとして扱われることが多くあります。
本記事ではガスコンロを処分する7種の方法や、おすすめの不用品回収業者をまとめました。最後まで読むと、最適な処分方法がわかります。
ガスコンロを粗大ゴミとして処分する7つの方法
ガスコンロを処分する方法として一般的なものは、7種類あります。申し込みが必要な方法から手軽な方法までさまざまなので、下記をチェックしましょう。
不用品回収業者を利用する
基本的に自治体では粗大ゴミの回収をしてくれるため、不用品回収業者を利用するメリットがわからない人も多いでしょう。
不用品回収業者は自分たちでゴミを分別したくない人や、指定の場所まで運搬が困難な人に向いているサービスです。ゴミの量が多いと分別や運搬に手間がかかるため、このような場合に不用品回収業者を活用してみましょう。
とはいえ民間の事業であるため、きちんとした業者を選ばなければトラブルに遭う可能性もあります。
以下の記事ではおすすめの不用品回収業者をランキング形式で紹介しています。
自治体の粗大ゴミ収集サービスを活用する
粗大ゴミの出し方としてベーシックな方法は、自治体に回収を依頼する方法です。
自治体は、ガスコンロ1台だけでも回収してもらうことが可能です。費用は400円から1,000円の自治体までさまざまであり、それぞれの公式ホームページで確認できます。
自治体で粗大ゴミを出す基本的な手順は、以下の通りです。
- 電話やメールフォームから粗大ゴミを申し込む
- 粗大ゴミ処理券を購入してガスコンロに貼り付ける
- 指定の日時に指定の場所まで運搬する
支払方法は粗大ゴミ処理券だけではなく、キャッシュレス決済に対応している自治体もあります。
引越し業者に処分してもらう
引越しにともなう処分である場合は、引越し業者にガスコンロを引き取ってもらえないかどうか相談してみましょう。
引越し業者はすべての不用品を引き取ってくれるわけではないため、対応が可能な品目のチェックは欠かせません。また、ガスコンロの引き取りが無料の引越し業者と有料の引越し業者もあります。
たとえばサカイ引越センターの場合、引き取りが可能な品目はよくある質問にて記載しています。引越しを依頼する業者の公式ホームページをチェックして、不明な場合は電話やメールでご相談ください。
リサイクルショップを利用する
使われなくなった品物を買い取って再販するリサイクルショップは、すぐに現金を得られることが特徴です。ガスコンロの状態がよい場合は高値がつくこともあり、急な出費に困っている人は利用を検討してみましょう。
リサイクルショップはあらゆるカテゴリーの品物をまとめて売却できるため、処分したい不用品の量が多いときにも役立ちます。
しかし、リサイクルショップはすべての品物を買い取ってくれるわけではありません。その他のプラットフォームならニーズが高い品物でも、リサイクルショップで買い取ってもらえないことがあります。
フリマアプリまたはネットオークションを使う
フリマアプリやネットオークションは、手軽さや利用者の多さなどが魅力です。匿名性が高いため女性で1人暮らしの方も利用しやすく、個人情報を知られたくない人に向いています。
ネットオークションは、個人が品物を出品したり落札したりできるサービスです。たとえば、ヤフーオークションにはガスコンロの出品がたくさんあるため、写真の取り方や文章の書き方などを参考にできます。
両者とも個人間取引となるため、リスクを理解したうえで利用規約を守ってご利用ください。
新しく購入する販売店に回収してもらう
ガスコンロを購入する予定のホームセンターや家電量販店などで、古い品物を処分してくれることがあります。とはいえ、処分してもらうための条件は店舗により異なるため、各自でもチェックしてください。
たとえばCAINZの場合、オンラインショップの利用者限定で引き取りサービスを提供しています。オンラインショップの注文明細を持っている方は、CAINZの店舗にて引き取ってもらえます。
ホームセンターバローも条件によりガスコンロの引き取りサービスを提供しているため、買い換えの際はご検討ください。
ほしい人に譲る
ガスコンロを処分するタイミングでほしい人が見つかるなら、譲れば処分費用がかかりません。もちろん無理強いはNGですが、無料で手に入るため購入を検討している相手は喜んでくれます。
ガスコンロは危険物に当たるため、状態がよく全口安全センサーがついている品物を譲りましょう。SNSのほか、地元密着型の掲示板ジモティーを使えば、処分するタイミングでほしい人が見つかるかもしれません。
ガスコンロを人に譲るときは、きれいにお手入れをしておきましょう。メーカーの公式ホームページも確認しつつ、汚れの場所と種類に合わせて掃除用具を入れ替えるときれいに取れます。
ガスコンロを処分する際にチェックしたいポイント
ガスコンロを扱う際はリスクがともないます。しかし、事前に以下のポイントをチェックすることで、事故を防ぐことにつながるはずです。
理解していない状態で作業をすることは推奨しません。不明点があるときは、必ず専門家に任せましょう。
ガスコンロは2種類!自力で取り外せないものがある
ガスコンロは大きく、下記の2種類に分けられます。
- テーブル型
- ビルトイン型
テーブル型はグリル部と操作部が一体となっており、台の上に乗せて使用します。一方でビルトイン型はシステムキッチンに組み込むタイプであり、火力の調節に長けたタイプです。
とくにビルトイン型のガスコンロは専門的な接続作業が必要であるため、資格を持った人でないと扱えません。キッチンと一体化しており視覚的にスタイリッシュではあるものの、処分する際の手間まで考慮して導入するとよいでしょう。
危険物という認識を持って扱う
地元密着型の掲示板やSNSの発達により、知識がなくても家電を譲ることのハードルは低くなりました。しかし、ガスを扱うガスコンロは危険物に該当するため、そのことを忘れてはなりません。
一歩間違えれば火災を引き起こしかねないため、疑問や不安がある場合、自分で作業をすることは控えましょう。
2008年10月以前に購入したものは早めに処分する
2008年10月以降、ガスコンロは全口安全センサーをつけることが義務づけられています。2005年にとある住宅で、不完全燃焼により一酸化炭素が発生してしまい中毒事故を引き起こしたためです。
全口センサーが搭載されているガスコンロのことはSiセンサーコンロと呼んでおり、安全のためにさまざまな機能が搭載されるようになりました。
上記の事故にともない、法改正後のガスコンロには安全センサーが付けられています。しかし2008年10月以前に製造されたガスコンロには全口安全センサーを付けることが義務付けられていないため、早めに処分することを推奨します。
ガスコンロとカセットコンロの捨て方は自治体ごとに異なる
ガスコンロとカセットコンロの処分方法は、同じとは限りません。
たとえばガスコンロは粗大ゴミとして扱うものの、カセットコンロは不燃ゴミと同じ処分方法をする自治体があります。
カセットボンベは、カセットコンロと一緒に処分できない自治体もあります。また、カセットボンベはガスを抜いた後、自治体の指示にしたがって処分することが基本です。
カセットコンロの製造メーカーであるIwataniは、下記の手順でカセットボンベのガスを抜くように解説しています。
- 屋外で火の気がない風通しのよい場所に行く
- カセットボンベのキャップを外す
- 先端を下にして先端部をコンクリートに押し付ける
ガスコンロを粗大ゴミとして処分するなら『不用品回収モンスター』がおすすめ
ガスコンロはほかの不用品とは異なり、取り扱いに不安がある人も多くいます。不明点は専門家や自治体などに尋ねて、個人で判断しないようにしましょう。
ほかにも処分方法がわからない不用品を持っている方は『不用品回収モンスター』への依頼がおすすめです。
解体していないスーツケースやゴミ箱など、自宅に放置している不用品がある場合はお気軽にご相談ください。