プリンターは粗大ゴミで処分可能!注意点や料金についても詳しく解説
執筆者 : 水口
プリンターを粗大ゴミで処分する方法を紹介します!
投稿日: 2024.08.16更新日 2024.09.03
プリンターは粗大ゴミとして処分可能です。しかし捨てる際にはいくつか注意点があり、把握しておかないと粗大ゴミとして捨てられない場合もあります。
また、粗大ゴミとして処分しない場合の捨て方もあります。費用をかけずに処分できたり、時間や手間をかけずに処分できたりもするので、覚えておくと便利です。
本記事では、プリンターを粗大ゴミとして捨てる方法や粗大ゴミ以外での処分方法などについて解説しているので、ぜひご覧ください。
プリンターを粗大ゴミとして捨てる手順
プリンターを粗大ゴミとして捨てる手順は以下の通りです。
- 回収処分か持ち込み処分かを選ぶ
- 申し込む
- 処分手数料を支払う
- 予約日に処分する
回収処分か持ち込み処分かを選ぶ
粗大ゴミでプリンターを捨てるには以下の2種類の方法があります。
- 回収処分
- 持ち込み処分
回収処分では、自治体が自宅まで回収しに来てくれるので、自分で運び出す手間がかからないのがメリットです。しかし利用する人数が多いので、回収申し込みから実際に回収されるまでに1週間から2週間程度かかってしまう点はデメリットでしょう。
対して持ち込み処分では、申し込みせず当日持ち込みで処分できる自治体も多いので、すぐに処分したい場合におすすめです。しかし、各自治体の粗大ゴミ処理センターが遠くにあったり、そもそも持ち込みに対応していない自治体もあったりすると利用できません。
申し込む
回収と持ち込みどちらで処分するか決めたら、申し込みを行います。申し込みは以下2種類の方法がメインです。
- 電話
- インターネット
〜電話申し込みの手順〜
- 各自治体の粗大ゴミ回収受付の電話番号にかける
- 氏名、住所、処分する粗大ゴミの種類・数量を伝える
- 回収日と回収場所を教えてもらう
〜インターネット申し込みの手順〜
- 各自治体の粗大ゴミ回収受付サイトにアクセスする
- 氏名、住所、処分する粗大ゴミの種類・数量など必要情報を入力する
- 回収日と回収場所を決める
キャンセルや品目の追加等は基本的に電話で行います。
処分手数料を支払う
粗大ゴミの処分には処分手数料が必要です。処分手数料の支払い方法は以下の通りです。
処分方法 | 支払い方法 |
---|---|
回収処分 | 粗大ゴミ処理券の購入 |
持ち込み処分 | 粗大ゴミ処理券の購入or粗大ゴミ処理センターの窓口で支払い |
粗大ゴミ処理券とは回収日当日に粗大ゴミに貼り付けるシールのことです。各品目ごとに決められている金額分の粗大ゴミ処理券を購入して処分する粗大ゴミに貼り付けないと回収してくれないので、必ず購入しましょう。
予約日に処分する
回収処分の場合は、自宅の玄関前・集合住宅のエントランス・最寄りのゴミ捨て場のいずれかを指定されます。予約日の当日朝8〜9時までに自分で粗大ゴミを運び出しましょう。
回収日を過ぎてしまっても催促の電話確認や当日中の再回収は無く、未回収になってしまいます。未回収になると再申し込みが必要なので日時は厳守しましょう。
プリンターの粗大ゴミ処分にかかる料金
プリンターを粗大ゴミとして処分する際にかかる料金は300円〜1,500円程度です。サイズが大きければ大きくなるほど、料金は高くなります。
回収処分の場合は粗大ゴミ処理券が必要になりますが、粗大ゴミ処理券は元々金額が決められているので、必要な金額に合わせて複数枚購入するなどして調整しましょう。
プリンターを粗大ゴミとして捨てるときの注意点
プリンターを粗大ゴミとして捨てるときの注意点は以下の通りです。
- 個人情報は削除する
- インクカートリッジは別で処分する
- インクボトルは別で処分する
- トナーカートリッジは別で処分する
- 事業用は粗大ゴミで捨てられない
個人情報は削除する
プリンターにHDDが内蔵されていたり、USBメモリ・SDカードが挿しっぱなしになっていたりすると、個人情報が流出してしまう可能性があります。プリンターを捨てる前には必ず個人情報を削除しましょう。
インクカートリッジは別で処分する
インクカートリッジはリサイクルが推奨されています。そのため、粗大ゴミとしてプリンターを処分する際は必ず分別しましょう。
エプソンやキヤノンなどプリンターの主要メーカーの純正品であれば、各メーカーが無料リサイクル回収を行っているので回収してもらいましょう。それ以外の場合は家電量販店等に設置されているリサイクルボックスに入れると回収可能です。
回収ボックスの設置場所はブラザー、キヤノン、エプソン、日本HPが共同運営する『インクカートリッジ里帰りプロジェクト』のサイトで探せます。
インクボトルは別で処分する
インクボトルは分別の必要はありますが、インクカートリッジと違い通常のゴミとして処分します。多くの自治体では燃えないゴミとして扱われますが、処分の際は事前に確認しましょう。
トナーカートリッジは別で処分する
レーザープリンターで使用されるトナーカートリッジもインクカートリッジ同様に分別して処分しないといけません。各メーカーが回収しているので、使用しているメーカーのサイトから回収申し込みを行いましょう。
事業用は粗大ゴミで捨てられない
事業用で使用していたプリンターを処分する場合は、粗大ゴミでは捨てられません。事業で使用したものを捨てるときは産業廃棄物になるので、産業廃棄物収集運搬許可業者に依頼する必要があります。
『不用品回収モンスター』のように産業廃棄物収集運搬許可を得ている不用品回収業者に依頼すれば、事業ゴミから普通ゴミまで一度に処分依頼できるのでおすすめです。
プリンターの粗大ゴミ以外の捨て方
プリンターを粗大ゴミとして処分する以外の捨て方は以下の通りです。
- ゴミの日に捨てる
- 小型家電リサイクル法でリサイクルする
- 家電量販店で下取りしてもらう
- 各メーカーに下取りしてもらう
- リサイクルショップで買い取ってもらう
- フリマアプリに出品する
- 不用品回収業者を利用する
ゴミの日に捨てる
プリンターのサイズによっては粗大ゴミではなく、一般ゴミとしてゴミ出しの日に処分できる場合もあります。粗大ゴミは多くの自治体で最長辺が30cm〜50cm以上のものと決められているので、最長辺が30cm〜50cm以下ならゴミ出しの日に処分可能です。
ゴミ出しの日に処分できれば費用をかけずに処分できます。各自治体により異なりますが、燃えるゴミか普通ゴミなどの収集日にゴミ出しできるので、事前に確認しましょう。
小型家電リサイクル法でリサイクルする
小型家電リサイクル法とはその名の通り、小型家電のリサイクルを推進するための法律です。プリンターは小型家電に分類されるため、小型家電リサイクル法に則ったリサイクルが推奨されています。
- ボックス回収
- ステーション回収
- イベント回収
- ピックアップ回収
回収方法は上記の4つがありますが、基本的にはボックス回収とステーション回収がメインです。
ボックス回収は最寄りの各公共施設・家電量販店にボックスがあるかどうかを事前に確認して捨てに行きます。
ステーション回収では各自治体ごとに回収日が設けられているので、こちらも事前に確認して処分しましょう。
家電量販店で下取りしてもらう
家電量販店では下取りに対応しているところでプリンターの処分が可能です。大手家電量販店での下取り可否をまとめました。
家電量販店 | 下取り可否 |
---|---|
ビッグカメラ | 新たに掃除機を購入すると無料で下取り可能。 |
ヤマダ電機 | 店頭または新商品配送時に買取可能。 |
ケーズデンキ | 下取り不可。 (リサイクルは可能。掃除機は1,100円(税込)。) |
ヨドバシカメラ | 下取り不可。 (リサイクルは可能。掃除機は1,100円(税込)。) |
下取りに対応していない家電量販店でも有料のリサイクルを行なっています。
各メーカーに下取りしてもらう
プリンターの各メーカーでも下取りを行なっています。例えばキヤノンでは、新しいプリンターとの買い替えであれば古いプリンターの下取りが可能です。
買い替えする場合でしか利用できませんが、費用や手間をかけずに処分できるので、買い替えの場合はおすすめです。
リサイクルショップで買い取ってもらう
リサイクルショップの買取を利用すれば、換金しながらプリンターを処分できます。
- 出張査定
- 持ち込み査定
買取の場合は上記2種類の査定方法があります。出張査定なら自宅にいながらプリンターを買い取ってもらえるので便利です。
ただし買取で必ず値段がつくわけではありません。壊れていないのはもちろん、人気メーカー・モデル、新品未使用に近いなど、ある程度いい条件でないと値段がつかない点には注意しましょう。
フリマアプリに出品する
フリマアプリに出品すればリサイクルショップでの買取より高い金額を得ながらプリンターを処分できる可能性があります。リサイクルショップでは値段がつかないような状態のものでも売れる可能性があるので、おすすめです。
売れるまでに時間がかかる場合がある・購入者とトラブルになるリスクがあるなどの点を把握したうえで利用しましょう。
不用品回収業者を利用する
- プリンター以外にも処分したいものがある
- できるだけ早く片付けたい
- 事業ゴミも混ざっている
上記に当てはまる場合は不用品回収業者の利用がおすすめです。1点からの回収はもちろん、大量の不用品回収にも対応しているほか、タイミングが合えば即日回収もできます。
また、産業廃棄物収集運搬許可業者である不用品回収業者も多いので、一般の不用品と事業ゴミを一緒に処分したい場合でも手間なく依頼できます。
おすすめの不用品回収業者を知りたい方は以下の記事をご覧ください。
プリンターの処分なら『不用品回収モンスター』へ
プリンター以外にも処分したい不用品があり不用品回収業者の利用を考えているなら『不用品回収モンスター』がおすすめです。
まとめて回収を依頼するとパック料金が適用され、お得に処分できます。『不用品回収モンスター』では業界でも最安値級の6,800円からパック料金が利用可能です。
また、産業廃棄物収集運搬許可業者でもあるので事業で使っていたプリンターも回収できます。