不用品回収業者が回収できないものを解説!別の不用品処理方法も紹介!
執筆者 : 早﨑
不用品回収で回収できないものを解説!
投稿日: 2024.05.27更新日 2024.06.07
不用品回収サービスは、どんなものでも不用品として回収してくれる便利なサービスと思われがちです。
不用品回収業者はほとんどのものを回収してくれますが、残念ながら回収できないものもあります。
不用品回収サービスで回収できるもの・回収できないもの・実は回収できるものについて解説していきます。不用品回収サービスを利用する際に参考にしてみてください。
不用品として回収できないもの
不用品回収業者が回収できないものは意外と多いです。これを知っておかないと、回収してもらえず困ることがあります。
ここでは、不用品回収業者が回収できない代表的なものを紹介します。
- 生ゴミ
- 危険物
- 医療廃棄物
- 汚物
- 生き物や死骸
- 個人情報が記載されているもの
生ゴミ
生ゴミは腐敗しやすく、悪臭を放つため、不用品回収サービスでは回収できません。
不用品回収業者では、生ゴミの適切な処理が困難であり、衛生面の問題が発生するためです。
例えば、生ゴミは生鮮食品のくずや食べ残しなど水分を含んでいる食物であり、放置していると腐敗します。
台所から出る生ゴミは、自治体が指定するゴミの日に出すようにしましょう。
危険物
ガソリンやシンナー、スプレー缶などの危険物は、不用品回収業者が回収できないものです。
これらの物質は、破裂や爆発のリスクがあるため、廃棄物処理法に沿って安全に処理するためには専門の処理方法が必要です。
例えば、古いスプレー缶は、自治体の危険物回収日に出すか、専門の業者に依頼する必要があります。
医療廃棄物
注射針や使い捨て手袋などの医療廃棄物は、不用品回収業者が回収できないものです。
医療廃棄物は感染のリスクがあるため、感染性廃棄物収集運搬の許認可がある専門業者による処理が必要です。
例えば、医療機関で使用された注射針は、専用の廃棄方法に沿って行う必要があります。感染リスクを冒さず安全に処理することが可能です。
汚物
ペットの排泄物や汚れた紙おむつなどの汚物も、不用品回収サービスでは回収できないものです。
汚物は衛生上の問題を引き起こすため、回収できません。通常、普通に生活している場合には汚物を回収するケースは少ないでしょう。
例えば、ペットの排泄物は、自治体の指示に従い、家庭用のゴミ袋で適切に処理しましょう。
最も汚物が問題になるケースは、孤独死でなくなった人の片付けや遺品整理で不用品回収する場合です。
このようなケースでは、汚物の有無も含めて部屋の状態を確認した上で依頼することが必要です。
生き物や死骸
不用品回収サービスではペットや動物の死骸、生きた動物は回収できないものになります。
生き物や死骸は特別な対応が必要であり、通常の廃棄方法では適切に対応できません。
例えば、ペットが亡くなった場合は、動物病院や専門の業者に相談することが必要です。
個人情報が記載されているもの
銀行通帳やクレジットカード明細などの個人情報が記載されたものは、不用品回収サービスで回収できないものに分類されます。
個人情報が漏洩するリスクがあるため、適切な破棄が必要となるケースが多いからです。不用品回収業者としてもリスクを避けます。
例えば、個人情報が記載された書類はシュレッダーを使用して細かく裁断して処分することで個人情報を保護した上で処分できます。
実は不用品として回収できるもの
次に、不用品回収業者が回収できる意外なものについて説明します。
ここで紹介するものは、不用品回収サービスでは回収できないものと思われがちなものです。
しかし、意外に多くの業者が回収しています。
- ガーデニング用品
- リサイクル家電
- 車やバイクの部品
ガーデニング用品
土やコンクリートブロック、樹木などのガーデニング用品は、不用品回収サービスで回収してくれます。
一軒家でのDIYなどの趣味でガーデニングすることが増えており、それに伴い回収依頼も増えています。
ガーデニング用品は重くて大きいものが多いため、通常のゴミ収集で処理するのが難しいです。
処理が難しいガーデニング用品でも不用品回収サービスでまとめて回収・処理してくれるので相談しましょう。
リサイクル家電
テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機などのリサイクル家電は、不用品回収業者に頼めば回収してもらえます。
家電リサイクル法により、法律に則り適正な処理が必要ですが、許認可をもつ不用品回収業者が適切に処理してくれます。
例えば、古い冷蔵庫は、不用品回収業者に依頼することで、適切にリサイクル可能です。
リサイクル家電は、家電リサイクル法に基づき、適切な処理が義務付けられています。
資源の再利用が促進され、環境保護にもつながります。
車やバイクの部品
車やバイクの部品も、意外に不用品回収業者が回収できるものです。
車やバイク本体は処理できないため回収できませんが、部品であれば不用品回収サービスで回収可能です。
例えば、使わなくなった車のバンパーやバイクのエンジン部分は、業者に依頼すれば処理してもらえます。
車やバイクの部品は、一般ゴミとして処理するのが難しいですが、不用品回収業者が対応していることがあります。大きくて重い部品も安心して処理を任せられます。
業者によって回収できるかもしれないもの
ここでは業者によって判断が分かれる不用品について紹介します。
これらの不用品は業者によっては回収できないものと判断されることもあるため、事前に相談することが必要です。
- 宗教関連品
- リサイクルしにくいもの
- 巨大すぎるもの
宗教関連品
仏壇や神棚などの宗教関連品は、回収できる業者もあれば、できない業者もあります。
宗教上のマナーなどの関係で扱いたくないという業者もいます。
例えば、古くなった神棚を処分したい場合は、事前に問い合わせてみましょう。
宗教関連品は、信仰や文化に深く関わるため、慎重に扱う必要があります。
業者によっては対応していない場合もあるので、事前に確認が必要です。
リサイクルしにくいもの
リサイクルしにくいものは、不用品回収業者によって判断が分かれるものです。リサイクルしにくいものには石や煉瓦、マットレス、タイヤ、建材、観葉植物などが含まれます。
リサイクルが難しいものは、通常のゴミ収集では対応できません。
不用品回収業者に相談することで、業者に回収してもらえる場合もあります。
また、適切な処理方法を提案してもらえることもあります。
巨大すぎるもの
ピアノや大型家具などは、回収できる業者もありますが、難しい場合もあります。
大型アイテムは運搬や処理が大変です。そのため、業者によっては回収できないものと判断される場合があります。
例えば、大きなダイニングテーブルは、回収できる不用品回収業者に依頼することで、運び出して処理してもらえます。
大型の家具や楽器は、自分で処理するのが難しいですが、不用品回収業者に頼むことで、スムーズな処理が可能です。
不用品回収業者が回収できないものの処理方法
不用品回収業者が回収できないものは、他の方法で処理する必要があります。
ここでは、不用品回収サービス以外の他の処理方法を紹介します。
自治体のサービスを利用する
不用品回収業者が回収できないものは、自治体のサービスを利用して処理できます。
自治体は特定のゴミ回収日を設けていて、適切に処理してくれます。
例えば、自治体のゴミ収集カレンダーを確認して、生ゴミや危険物を出しましょう。
自治体のゴミ処理サービスは、家庭から出るゴミを適切に処理するために設けられています。
指定された日に回収するものが決められているので、その日に出すようにしましょう。
専門の業者を利用する
医療廃棄物や危険物などは、専門の業者に依頼して処理可能です。
専門の業者は特別な処理設備と許認可を持っているため、適切に処理できます。
例えば、医療機関で使用された注射針は、医療廃棄物処理業者に依頼して適切に処理してもらうことが必要です。
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