不用品回収のチラシには要注意!『無料』に騙されるとぼったくられる
執筆者 : 水口
不用品回収のチラシに関する注意喚起です
投稿日: 2024.04.27更新日 2024.05.03
ポストに投函されている不用品回収のチラシは要注意です。
特に「無料回収」「雨天決行」などと書かれているチラシの業者に依頼してしまうと、高額な費用を請求されたり、不法投棄に加担してしまったりとトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
本記事では、不用品回収のチラシに関する注意喚起をはじめ、優良な不用品回収業者の特徴などについて解説しているので、不用品回収業者選びにお悩みの方はぜひご覧ください。
不用品回収のチラシを配る業者には要注意!
自宅のポストを見ると稀に不用品回収のチラシが入っています。
その多くに「無料回収」などと書いており、「無料で回収してもらえるなら利用してみようかな」と考えてしまいますが、チラシの業者を迂闊に利用するとトラブルに巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。
ここでは、チラシを入れてくる不用品回収業者に注意すべき理由について解説します。
「無料回収」は嘘で高額な費用を請求される可能性がある
不用品回収業者がポストに入れてくるチラシの多くには、「無料回収」と書かれていますが、ほとんどの場合が嘘で、高額な費用を請求される可能性があります。
業者の言い分は「回収は無料だが、回収トラックへの積み込みに費用がかかる」などめちゃくちゃなものが多いですが、強面のスタッフを寄越したり、横柄な態度で対応されたりするので、支払う必要のない費用を支払ってしまう人が多いです。
よく調べず無料の言葉に飛びついてしまうと後悔する羽目になるので、十分注意しましょう。
不法投棄などの違法行為に加担してしまう可能性がある
また、チラシ投函してくる不用品回収業者はいわゆる違法業者である場合が多いのも特徴です。
違法な不用品回収業者は、不用品回収業者として必要な許可証を所持していないため無許可業者などともいわれています。
無許可業者は、不用品を適切に処理せず不法投棄するなどの特徴があるので、自分が依頼することで意図せずそうした違法行為に加担してしまう可能性があるのです。
怪しい不用品回収業者の特徴
ではチラシを入れてこない業者は安心かといえば、そうではありません。
チラシを入れてくる不用品回収業者にも共通しますが、怪しい不用品回収業者には特徴があるので解説していきます。
- 「無料回収」を謳う
- 会社名を調べても出てこない
- 許可証を所持していない
- 口コミが悪い
「無料回収」を謳う
まず、不用品を「無料回収」すると謳う業者は悪質な業者が多いです。
そもそも不用品回収業者も民間の営利企業なので、利益を出す必要があり、無料回収は成り立ちません。
そのため、チラシ等で無料回収を押し出している不用品回収業者はまず怪しいと考えましょう。
会社名を調べても出てこない
会社名を調べても出てこない業者は、怪しいと思っていいでしょう。
特に、会社所在地に適当な住所を記載するところは多いので、必ずインターネットで詳しい所在地を調べる必要があります。
また、まともな会社なら市外局番やフリーダイヤルの電話番号を持っているので、電話番号が個人の携帯番号である場合も怪しいと考えていいでしょう。
許可証を所持していない
不用品回収業者としての活動に必要な許可証を所持していないところは、怪しい以前に違法なので依頼してはいけません。
回収した後の不用品を処分する業者なら「一般廃棄物収集運搬許可証」が、回収した不用品をリユース・再販する業者なら「古物商許可証」を所持している必要があるので確認しましょう。
口コミが悪い
無料回収ではない・会社名も出てくる・許可証を所持している場合でも、口コミが悪い業者は避けた方がベターです。
会社名が出てくる不用品回収業者なら、口コミも出てくるはずなので、低評価すぎないか・高評価ではあるものの口コミの総数は少なくないかなどを、あわせてチェックしましょう。
まともな不用品回収業者の特徴
逆にまともな不用品回収業者には以下のような特徴があります。
- 業者の所在地・代表者氏名・電話番号がわかる
- 調べると実績がわかる
- 「見積もり」してくれる
業者の所在地・代表者氏名・電話番号がわかる
会社情報が出てこない不用品回収業者は怪しいですが、会社情報さえわかればある程度まともな業者だと判断できます。
所在地が実在するかどうか、代表者氏名がわかるか、フリーダイヤルや市外局番の電話番号は繋がるかどうかチェックしていって、どれも問題なければまともな業者です。
調べると実績がわかる
自社のホームページに、作業の実績がわかる様子を掲載しているところはまともな業者だと判断できます。
作業を実施した場所やかかった費用をはじめ、作業場のビフォーアフターを写真付きで公開していたりと実績の掲載方法は業者によりバラバラですが、実績数が多い・1件に対する情報量が多いところは信頼できるでしょう。
また、中には動画サイトで作業の様子を公開している不用品回収業者もあります。
実際にどんな人たちがどのように作業してくれるかをチェックできるので、依頼する前の比較材料に見てみるのもおすすめです。
「見積もり」してくれる
作業前に見積もりをくれるのは、まともな業者の特徴です。
ほとんどの不用品回収業者は料金表を用意していますが、あくまで目安や最低金額の場合が多く、不用品の量・高層階かどうか・繁忙期かどうかなど、さまざまな要素で料金が変動するので見積もりは必須です。
逆に見積もりをくれない不用品回収業者は、高い確率で作業後にぼったくり価格の高額請求をしてきます。
表面上の料金の安さに釣られて見積もりしてもらうのを忘れると、トラブルに発展するリスクがあるので注意しましょう。
安心して不用品回収を依頼する方法
全ての不用品回収業者がまともであればいいのはもちろんですが、残念ながら悪質な業者は少なくないです。
とはいえ、最終的には自分で業者を選ぶしかないので、情報リテラシーを上げていくしかありません。
そこでここからは、不用品回収を安心して業者に依頼する方法について解説していきます。
- 自治体ホームページ掲載の業者を選ぶ
- 許可証を所持している業者を選ぶ
- 相見積もりを取る
自治体ホームページ掲載の業者を選ぶ
各自治体のホームページには、自治体から認められた不用品回収業者が掲載されています。
これらの業者に依頼すれば、安全に不用品を処分できるので、どうしても不用品回収業者選びに困ったら自治体のホームページをチェックしてみましょう。
しかし自治体掲載の不用品回収業者はお堅い印象の企業が多く、気軽に電話で相談しづらかったり、サイトを見ただけで料金がわからなかったりするなどのデメリットもあります。
許可証を所持している業者を選ぶ
自治体ホームページ掲載の不用品回収業者が見つからない、連絡が取りづらいなどと感じる場合は、許可証を所持している業者を選びましょう。
不用品回収業者の多くは回収した不用品をリユース・再販するので、最低でも「古物商許可証」といわれる許可証の所持を確認できないといけません。
所持している許可証はホームページのある業者なら「会社概要」のページに記載されている場合が多いです。
ホームページで確認できない場合は、電話などで確認しましょう。
相見積もりを取る
見積もりをくれる業者に依頼するのは前提ですが、複数社から相見積もりを取るのも重要です。
見積もりが1社だけだと、どこに依頼するのが一番費用を抑えられるか比較もできないほか、自分の不用品の量だとどれくらいの費用がかかるのかといった相場も把握できません。
最低でも3社以上から相見積もりを取りましょう。
チラシを配る不用品回収業者はしっかり見分けよう
自宅のポストにチラシを投函してくる不用品回収業者は、全てがそうではないものの悪質な業者の可能性が高いです。
特に「無料回収」を誘い文句にしている業者は、その傾向にあるので、本記事で紹介してきた悪質業者・まともな業者の特徴を把握して、依頼前にしっかり見分けましょう。
それでも、どこの不用品回収業者に依頼したらいいかわからない方は古物商許可証を所持している不用品回収モンスターがおすすめです。
単品での不用品回収を受け付けているのはもちろん、まとまった量の不用品がある場合でもパック料金を利用すれば業界でも最安値級の6,800円から依頼できます。
不用品回収のほかにも、引越し手伝い・ゴミ屋敷清掃・部屋片付けなどさまざまな片付けサービスを提供しているので、気になる方はぜひお気軽にご利用ください。