不用品回収は自治体と民間どちらが良い?違いを徹底解説!
執筆者 : Sugi
自治体と民間の不用品回収の違いを解説します。
投稿日: 2024.05.27更新日 2024.06.07
不用品を回収してもらうときは自治体のほか、民間の選択肢もあります。なるべく安く不用品を回収してもらうコツは、両者の特性を理解しておくことです。
本記事では、不用品回収に関して自治体と民間の違いをご紹介します。利用金額や回収品目などを徹底的に解説しているため、どちらに依頼すべきか悩んでいる際の参考になるでしょう。
民間でおすすめの不用品回収業者もご紹介します。最後までご覧ください。
自治体と民間の不用品回収の違い
自治体と民間における不用品回収サービスの違いを、以下にて表にまとめました。
利用金額 | 回収品目 | サービス | 運搬 | 時間 | 営業日時 | |
自治体 | 安い | 少ない | 少ない | 必要 | かかる | 短い |
民間 | 高い | 多い | 多い | 不要 | 早い | 長い |
ここからはそれぞれ詳細を解説します。
利用金額
自治体と民間の不用品回収業者を利用金額で比較すると、安く利用できるのは自治体が提供しているサービスです。
不用品回収にかかる費用の一部が税金で補助されているため、粗大ごみでも数百円から数千円の価格で回収してもらえます。
とはいえ、住民が負担する費用は自治体によって異なります。ベッドを粗大ごみとして出す場合、自治体により300円ほど金額に差があるため、お住まいの地域の費用をチェックしましょう。
民間の不用品回収業者は、自治体と比較して金額が高い傾向です。たとえばベッドフレームを回収してもらう場合、業者によっては単品回収で3,000円かかります。
回収品目
回収品目の多さに注目して自治体と民間を比較した場合、民間の方が多くの不用品に対応しています。
自治体は、家電リサイクル法に該当する以下の不用品を取り扱っていません。
- 冷蔵庫
- 洗濯機・乾燥機
- エアコン
- テレビ
しかし、不用品回収業者なら、テレビや冷蔵庫の買取に対応している会社があります。
家電リサイクル法に該当しない場合でも、事業ごみに該当する不用品は対象外です。たとえばピアノ教室や駅などで使われるピアノが、事業ごみに該当します。
一方で産業廃棄物収集運搬許可の資格を持っている不用品回収業者なら、事業によって排出された不用品の回収が可能です。
サービスの内容
自治体と民間の不用品回収は、サービス内容が異なります。
自治体のサービス内容 | 民間のサービス内容 |
一般ごみの回収 | 不用品や粗大ごみの回収 |
粗大ごみの回収 | ハウスクリーニングや遺品整理 |
事業ごみは不可 | 家庭ごみと事業ごみのどちらにも対応 |
自治体の不用品回収サービスは、一般ごみや粗大ごみの回収のみを実施します。しかし、民間を利用した場合、所有している資格によりさまざまなサービスを受けられます。
運搬の手間
サイズの大きな粗大ごみの回収を依頼した際、自分で運搬することは困難です。
自治体の不用品回収サービスを利用する際は、前もって申し込みをした上で、指定の回収場所まで運搬しなければなりません。
それぞれの自治体で粗大ごみになる品目が異なるため、各自で該当する市町村のホームページをチェックする手間がかかります。また、1回の予約で出せるごみに個数制限があり、不用品が多いときは困難です。
民間の不用品回収サービスであれば、基本的にどのような粗大ごみでも運搬は必要ありません。
完了までの時間
自治体と民間の不用品回収サービスは、ごみを回収してもらうまでの時間が異なります。利用者側で時間指定ができないため、引越しが多い3月や4月は1ヶ月先まで予約できない自治体もあります。
繁忙期に予約が混み合うことは、民間の不用品回収業者も同じです。とはいえ早めの依頼により、2ヶ月先まで不用品を回収してもらえない事態は避けられるでしょう。
自治体の場合、お金を支払って粗大ごみを運搬しても、回収前に誰かが持って行ってしまう場合があります。
営業日時
自治体で不用品回収を申し込む場合、受付の日時が午前9時から午後17時までとなっており、日祝が不可の市町村も多くあります。
対して民間は午後21時まで申し込みを受け付けているサービスがあるため、職場から帰宅した後に連絡ができる人もいるでしょう。年中無休の不用品回収サービスなら、暦を気にせず申し込みできます。
自治体の不用品回収を利用するメリット・デメリット
自治体の不用品回収は安くて安心感を得やすいものの、デメリットがあるため慎重に利用を検討しましょう。以下をチェックしてください。
メリット:手ごろな料金で粗大ごみを回収してもらえる
不用品の回収を自治体に依頼する場合、比較的安い価格で粗大ごみに対応してもらえます。
市町村や粗大ごみの品目により異なるものの、300円や400円で収集してくれるときがあります。3,000円かかる品目もあるとはいえ、多くの品目を3,000円以内で回収してくれるため、リーズナブルです。
民間に依頼すると、単品回収でも安くて3,000円から設定している不用品回収業者があります。不用品回収業者に支払う料金は単品回収の金額だけではなく、基本料金も加算されます。
デメリット:申し込んでから回収までに時間がかかる
自治体の不用品回収は多くの人が利用するため、完了までに時間がかかります。
下記の通り依頼者がやるべきことが多いことも、時間がかかる原因のひとつです。
- お住まいの自治体に粗大ごみの予約を入れる
- コンビニで粗大ごみ処理券を購入する
- 粗大ごみを指定の場所まで運搬する
仕事のスケジュールによっては指定された日に運搬できないため、回収してもらえるまで日程が遅れることもあります。
民間の不用品回収を利用するメリット・デメリット
民間の不用品回収業者はサービス内容が豊富な分、デメリットもあります。以下をチェックしてください。
メリット:ごみ屋敷でも即日で対応してくれる
ごみ屋敷の不用品を1日で回収してくれることは、民間の不用品回収業者に依頼するメリットです。
1件まるごとごみ屋敷の場合でも、不用品回収のプロであれば即日に対応してくれます。自宅の周辺にトラックを停める駐車場がないときは時間がかかるものの、依頼者が大量の粗大ごみを指定の場所まで運搬する必要はありません。
自治体の不用品回収は、1度に回収できる粗大ごみの個数制限があります。1度に10点までと設定している市町村が多いため、粗大ごみの数が多ければ、複数回にわけて運搬しないといけません。
デメリット:悪質な業者の被害に遭うことがある
きちんと調べず依頼すると、悪徳な不用品回収業者の被害者になる可能性があります。
不用品を積み終えてから高額の料金を請求されたり、不法投棄を助長して依頼者が罪に問われたりと、被害は後を絶ちません。
以下の特徴に該当する不用品回収業者には、依頼しないよう心がけておきましょう。
- 無料を謳っている
- アナウンスしながらトラックで巡回している
- アポ無しで自宅に訪問してくる
- 住所や連絡先に架空のアドレスを使用している
不用品回収を自治体と民間の両方に依頼する場合もある
自治体と民間はどちらか一方に頼るのではなく、両者を使いわけることも選択肢のひとつです。
自治体の粗大ごみ回収では品目により500円以内で対応してもらえるため、安い場合はなるべく自治体に回収してもらいましょう。どうしても自分で運搬できない粗大ごみは、民間の不用品回収を利用してすみやかに処分してもらいます。
民間の不用品回収業者には、単品回収だけではなく定額サービスがあります。1トントラックを利用した場合、スペースに余裕がある場合でも1トントラック分の料金を支払わないといけません。
両方を活用すれば粗大ごみが減り、1段階安い料金のサービスが利用できるため、お得に不用品を回収してもらえます。
不用品回収なら民間の『不用品回収モンスター』がおすすめ
不用品回収の選択肢は自治体だけに限りません。ご家庭の環境によっては、民間の不用品回収業者に依頼することも、視野に入れておきましょう。
手間をかけずに回収してもらいたいなら、『不用品回収モンスター』にご相談ください。不用品回収モンスターなら、運搬の手間がかからないうえ、安い金額で回収してもらえます。
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