不用品回収業者がアポ無し訪問してくる!怪しい業者への対処法
執筆者 : Sugi
アポ無し訪問してくる不用品回収業者を解説します。
投稿日: 2024.05.27更新日 2024.06.07
自宅にアポ無しで訪問してくる不用品回収業者は悪徳業者である可能性が高いため、話を聞くことはおすすめしません。
本記事では、悪徳業者の特徴や、アポ無しで訪問された際の断り方などを解説します。所在がわからず不適切な営業をしている不用品回収業者は、きっぱりと断りましょう。
不用品回収業者の探し方も解説しているため、丁寧に対応してくれる不用品回収業者が見つけられるはずです。
アポ無し訪問する不用品回収業者は悪徳業者!
前もって予告せず突然インターホンを鳴らして訪問する不用品回収業者は、ほぼ確実に悪徳業者です。さまざまなサービスを比較しながらゆっくりと検討したい利用者の気持ちを考えておらず、自分本位な営業をしてきます。
優良な不用品回収業者は利用者の口コミによって評判が広まっていき、不親切な訪問をしなくとも営業ができます。
アポ無し訪問の主な目的は、利用者に考える隙を与えないことです。
訪問すること自体は違法でない
自宅に訪問して不用品回収すること自体は、違法ではありません。しかし、利用者からの依頼でもないのに、自宅に訪問して回収や買収することは禁止されています。
招かれていないのに不用品回収を申し出る行為は、不招請勧誘といいます。一方的に商品やサービスの購入を促す勧誘のことです。
つまり、利用者から自宅に招かれているか、招かれていないかにより、違法性が高まります。訪問した際に訪問者の名前を名乗らなかったり、断っているのに何度も勧誘したりする場合も違法行為です。
アポ無し訪問してきた場合の対処法
アポ無し訪問は居留守で対応することがよいですが、中には悪質な手口で居留守を使わせない不用品回収業者がいます。以下の対処法をチェックしてください。
迷っている様子を見せずに断る
悪徳な不用品回収業者が勧誘してきたときは、迷っている様子を見せず、理由を伝えずに断りましょう。
相手は勧誘のプロであるため、隙を見せると会話の主導権を握らせてしまいます。心理学を学んでいる営業マンが多いため、少しの優しさや迷っている顔色などを見せるのはおすすめしません。
話だけでも聞いてみようと考えて自宅への立ち入りを許可してしまう人がいます。この場合、許可をしているため不法侵入にはならず、勧誘が加速してしまいます。
威圧的な態度を取るなら警察に通報する
アポ無し訪問してくる不用品回収業者が威圧的な態度を取ったりしつこかったりするときは、すみやかに警察へ通報しましょう。
通報先は110番で、スマートフォンから連絡する場合はそのまま110を入力します。
帰宅するよう伝えているのにもかかわらず、玄関前から動かない場合は、不退去罪にあたります。緊急性が高いかどうかの判断ができないときのために、電話で警察に相談できる#9110も覚えておくとよいでしょう。
悪徳業者の特徴をチェック
あらかじめ悪徳業者の特徴がわかっていると、避けられるトラブルもあります。以下にて、悪徳業者の特徴をご紹介します。
営業元がわからない
アポ無し訪問してくる悪徳業者は、あえて営業元を不明にしているパターンが多くあります。
正しい住所をわかりやすい場所に記載していると、利用者がトラブルに遭った際、すぐに特定されます。裁判を起こすためには相手の住所や名前が必要であるため、所在地をわかりにくくして訴えにくくする手口です。
GoogleMAPでチェックすると、業者の所在地がマンションに該当するときがあります。所在地がマンションのときはあいまいな住所を記載できるため、慎重に検索してください。
合わせて口コミや作業の実績までチェックして、信頼できる業者であるかどうかを見極めましょう。
適切な営業をしていない
事業が軌道に乗るためには、質のよい商品やサービスを提供しつづけて、自身の発信や口コミなどで広めることが重要です。
ホームページやWeb広告などで集客する方法のほかに、ポスティングで接触回数を増やす方法もあります。とはいえ、基本的にアポ無し訪問することはなく、あくまでも利用者から依頼してもらうことを目的としています。
アポ無し訪問する業者は利用者の気持ちを考えておらず、自分本位な営業をしている可能性があるため慎重に対応しましょう。
アポ無し訪問してきた不用品回収業者によるトラブル
軽い気持ちでアポ無し訪問してきた不用品回収業者と契約すると、予期しないトラブルに遭うことがあります。
高圧的な態度で強引に回収された
アポ無しで訪問してきた業者が、強引な態度になり不用品以外の物品も回収してしまうトラブル事例です。
自宅に上がり込んだとたん高圧的な態度になり、貴金属を出すように迫られることがあります。1度断っているにもかかわらず大きな声を出し怯えさせて、無理やり回収する業者もいます。
押し売りではなく押し買いも発生しており、悪徳業者のリストが存在しないため、利用者は前もってチェックできません。
作業後に高額な料金を請求された
不用品を回収してもらった後に、不当な請求をされるパターンのトラブルです。
請求額が確定する前に強引な回収をして、利用者が高額な請求を断りづらい状況にする、悪徳な手口です。積み込み代や積み下ろし代などさまざまな理由をつけて、手数料を支払わせる業者もいます。
早く不用品を回収したいとの気持ちが透けて見えるときは、慎重に判断しましょう。
不当なリサイクル料を請求された
リサイクル料が不要な家電を回収した際、不当に請求することは違法です。アポ無し訪問する業者は、知識のない利用者を騙して儲けようとします。
リサイクル料金を徴収すべき家電は、家電リサイクル法により以下の通りと定められています。
- 洗濯機(衣類乾燥機)
- 冷蔵庫や冷凍庫
- エアコン
- テレビ
4品目以外の不用品に、リサイクル料金が発生することはありません。たとえ分解が必要であっても、テーブルやラックは4品目に分類されないため、リサイクル料は支払わなくても問題ありません。
優良な不用品回収業者の探し方
悪徳な業者の特徴やトラブルだけでなく、信頼できる不用品回収業者の見つけ方を以下で解説しているため、業者を探す際の参考にしてください。
口コミや評判をチェックする
正しくサービスを提供してくれる不用品回収業者を探すときは、口コミや評判のチェックが欠かせません。
とはいえ、口コミや評判もやらせの投稿があるため、よい評価を鵜呑みにせず、慎重に判断してください。サービスの名前に宣伝や広告の雰囲気があるときは、やらせの可能性があります。
この投稿者はサービスを利用せずに口コミを書いていると、直感でわかることもあるでしょう。自分の感覚を大切にしながら口コミや評判をチェックしていき、信頼できる業者であるかどうかを見極めてください。
料金体系をチェックする
業者のホームページから料金体系をチェックすると、内容がわかりにくいときがあります。
不用品回収の費用相場と大きく異なるときは、ぼったくりを疑いましょう。一般的な金額より大幅に低いケースでは、追加料金が発生する可能性もあります。
細かくて読みづらいだけではなく、ホームページの雰囲気が合わないと感じるときもあるでしょう。業者のホームページをチェックすればさまざまな情報を得られるため、自分に合っているかどうかを見極めやすくなります。
これまでの営業実績をチェックする
営業実績がわかれば、信頼できる業者であるかどうかの判断基準が増えます。
優良な業者ならリピーターが多く、作業の事例もホームページに掲載しています。作業の事例があれば、自分に合ったサービスかどうかの判断がしやすくなり、利用者が増える仕組みです。
スマートフォンで検索すれば見つけられるため、被害に遭わないためにも営業実績をチェックしてから依頼しましょう。
不用品回収業者なら『不用品回収モンスター』がおすすめ
不用品回収業者の訪問自体は違法でないものの、不適切な営業をしている可能性があります。そのため会話する隙を与えず、きっぱりと断りましょう。
不用品回収を依頼したいときは、『不用品回収モンスター』にご相談ください。不用品回収モンスターはアポなし訪問による勧誘をしておらず、ご依頼いただいた方の自宅に訪問します。