マットレスの処分方法7選を紹介!処分時の注意点もあわせて解説!
執筆者 : 水口
捨て方に困るマットレスの処分法を紹介!
投稿日: 2024.03.31更新日 2024.04.25
本記事ではマットレスの処分方法について解説していきます。マットレス等の大きい不用品はどうやって処分すればいいのかわからない方も多いですが、意外にもマットレスの処分方法やさまざまなので、人それぞれに合った処分方法が見つかるでしょう。
また、マットレスを処分する際の注意点についても解説しているので、マットレスの処分に悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
マットレスの処分方法7選
マットレスの処分方法は以下の7つです。
- 一般ゴミとして処分
- 自治体で処分
- リサイクルショップで処分
- フリマアプリで処分
- 買い替え店舗の引き取りで処分
- 引越し時の引き取りで処分
- 不用品回収業者で処分
一般ゴミとして処分
実はマットレスは一般ゴミとしても処分可能です。自治体ごとに定められたサイズ以下に切断することで、マットレスも一般ゴミとして処分できます。
手間はかかりますが、費用がかからないので、お金をかけたくない方におすすめの処分方法です。
基本的には一辺の長さが30cm以下であれば一般ゴミとして認められる地域が多いため、一般ゴミとしてマットレスを処分したいなら30cm角以内に収まるようにカットしましょう。
捨てる際は、カットした角状のマットレスが大量に発生するため、ビニール紐でくくる・大きめのポリ袋にまとめるなどしておくと、ゴミ捨て場に出したときに散らばらず、ゴミ集秀作業員の方も作業しやすいです。
また、コイルが入っているタイプのマットレスはカットしても一般ゴミとして処分できないので、ほかの処分方法を考える必要があります。
自治体で処分
自治体でマットレスを処分する場合は、ほかの費用がかかる処分方法に比べて安価で処分できるので、できるだけ費用をかけずに処分したい方におすすめの方法です。
お住まいの地域にもよりますが、例えば新宿区では1,300円で、横浜市ではスプリング無しマットレスが1,000円で、スプリングマットレスが2,200円でといった費用相場です。
自治体で処分する場合は、回収と持ち込みどちらかの処分方法が選択できます。
回収を依頼する場合の手順は以下の通りです。
- 申し込み
- 手数料を支払う
- 粗大ゴミを出す
自宅まで回収に来てくれるので、車がない方や、マットレスが重くて運び出しが難しい方におすすめです。とはいえ、収集に来てくれるスタッフは自宅の中まで入って搬出してくれるわけではないので、申し込み時に決められた場所まで自分で持っていく必要はあります。
次に持ち込む場合の手順です。
- 持ち込んで受付(予約が必要な場合もある)
- 自分で荷下ろしする
- 手数料を支払う
持ち込んで処分する場合は、センターまで当日いきなり行っていい地域と予約が必要な地域で分かれるので事前に確認が必要です。また、新宿区のように持ち込み自体を受け付けていない地域もあるので、こちらもあわせて確認が必要です。
センターまで行った後は自分で荷下ろしする必要があります。基本的には自家用車で持っていくことになるかと思いますので、マットレスが詰める大きさの車でないと厳しいでしょう。
手数料はこれも地域により異なります。収集と同じ金額のところや、処分するものの重さで金額が決まるところもあるので、事前に確認しましょう。
費用が安く済ませられる自治体での処分ですが、時間の都合がつけにくい点がデメリットです。基本的には平日しか受け付けておらず、収集の場合は自宅の外まで搬出する時間も朝の8時〜9時と早い時間帯なうえ、時間までにゴミが出ていなければ連絡をしてくれることもありません。
そのため、平日は仕事等で忙しくしている方などには不向きな処分方法といえるでしょう。
リサイクルショップで処分
リサイクルショップで処分する場合は、費用がかからないばかりか状態が良ければ逆に買取で値段がついてお金をもらって処分できるのがメリットです。
とはいえ、マットレスは衛生面が関わる物品なので、新品未使用等でなければ値段がつくことはないでしょう。
値段がつかない場合でも無料で良ければ引き取ってくれる可能性もあるので、即日処分したい方などは検討してみる価値のある処分方法です。
フリマアプリで処分
リサイクルショップ同様、フリマアプリで処分する場合もお金をもらって処分できる可能性があります。ですが、衛生的な観点から新品未使用品や余程のブランド品でなければ買い取ってもらうのは難しいでしょう。
買い替え店舗の引き取りで処分
新品のマットレスに買い替える場合は、買い替えの店舗が引き取ってくれるところもあります。ただし基本的には同店舗で購入したマットレスでないと引き取りしてくれない場合がほとんどなので、その点には注意が必要です。
例えば有名家具量販店のニトリでは、家具引き取りサービスとして購入した家具(組立家具は除く)と引取りする家具が、同数量・同容量までなら1回の注文につき4,400円(税込)で引き取ってくれます。
また有名寝具店の西川でもオンラインストアで55,000円(税込)以上の買い物をすることで、不要な寝具を引き取ってくれます。
マットレスを買い替える人にとっては、買い替えの当日に新品と不用品の入れ替えができるので、いらなくなったマットレスをいつまでも自宅に置いておく必要がない点がメリットでしょう。
引越し時の引き取りで処分
引越しの際に不要なマットレスが出た場合は、引き取り処分してくれる引越し業者もあります。例えば大手の引越し業者における不用品処分の対応をまとめると以下の通りです。
引越し業者名 | 不用品処分の対応 |
サカイ引越センター | エリアにより引き取り可能(買取も可能) |
アリさんマークの引越社 | 有料で引取り可能 |
アップル引越センター | 有料で引取り可能(買取も可能) |
アート引越センター | 家電リサイクル法対象家電のみ引き取り可能 |
上記のように基本的には有料になりますが、ほとんどの引越し業者が不用品の引き取りに対応しています。マットレスのような大きい不用品を引越しの際に手間なく片付けられるのはメリットです。
対してデメリットは、引き取りにかかる金額が明記されておらず不透明な点です。というのも引越し業者は不用品を引き取った後、不用品処理業者に委託します。その分の費用はエリアや委託する業者により異なるので、一概に明記できないのです。
そのため引越し時に見積もりを出してもらうまでは、処分にいくらかかるかわからないので、費用面を機にする方にとっては利用しにくい処分方法といえるでしょう。
不用品回収業者で処分
不用品回収業者でも有料でマットレスの処分が可能です。不用品回収業者を利用すると以下のようなメリットがあります。
- 即日での処分が可能
- 分別や解体をする必要がない
- 自分で搬出・持ち込みする必要がない
- ほかにも大量の不用品がある場合はお得に処分できる可能性がある
不用品回収業者に依頼する最大のメリットは、不用品処分に関わる作業のほとんどを丸投げできる点です。
多くの業者が年中無休で稼働しているので、即日での処分が実現するほか、分解も不要で自宅から搬出する必要もないため、マットレスのような大きな不用品でも手間なく片付けられます。
対して、不用品がひとつの場合はほかの処分方法で処分するより高めの費用がかかってしまうのはデメリットです。しかし、「マットレスのほかにも処分したい不用品がある」などの場合は、単品ずつ処分するよりもお得に処分できる可能性があります。
不用品回収業者では「パック料金」を採用しているところが多いです。パック料金では、決められたトラックに積載できる分の不用品を積めるので、上手にパックを選べると手間なくお得に不用品を処分できてしまいます。
また、自治体や引越し業者に回収を断られてしまうような不用品でも回収できてしまうのが不用品回収業者の強みです。「いちいち処分する不用品を申請するのが面倒」「引越し当日に回収を断られても困る」などのお考えの方は不用品回収業者を利用してみてはいかがでしょうか。
スプリング(コイル)の有無で処分方法に違いはある?
マットレスにはスプリング(コイル)と呼ばれる金属の部品が使われている場合がありますが、スプリング(コイル)の有無で処分方法に違いが出る場合があるので注意が必要です。
スプリング(コイル)の有無により処分方法に違いが出るのは以下の2つです。
- 一般ゴミ:スプリング(コイル)ありのマットレスは出せない
- 自治体:スプリング(コイル)の有無によってかかる費用が違う
上記の処分方法紹介でも触れましたが、スプリング(コイル)ありのマットレスは一般ゴミとして処分できません。また、自治体に依頼する場合は、回収・持ち込みに関わらず処分自体は依頼できるものの費用が異なります。
スプリング(コイル)の有無がわからない方は、マットレスの商品名やマットレスを買ったお店の購入履歴を調べて確認してみましょう。
マットレスを処分するときの注意点
マットレスを処分するときは、以下4つの点に注意してください。特に不用品回収業者に依頼する際は、これらの注意点を把握しておかないとぼったくり業者に当たってしまう可能性があります。
- 相見積もりを取る
- 無料回収の業者は避ける
- 会社名・所在地・電話番号を確認する
- 依頼する前に口コミをチェックする
相見積もりを取る
一般ゴミや自治体での処分を除いた処分方法を選ぶ場合は、必ず複数者から相見積もりを取りましょう。
買取の場合、複数社から見積もりを取れば、A社では値段がつかなかったのにC社では値段がつくケースがあります。
また引越し業者や不用品回収業者に依頼する際も相見積もりを取ることで、一番安く依頼できるところがわかります。
無料回収の業者は避ける
費用をかけたくないあまり無料回収を選んでしまいたくなるところですが、無料回収の業者を選ぶとかえって高額な費用を請求される可能性があります。
無料回収を謳う業者は無許可営業のところが多く、消費者生活センターに寄せられる苦情も無料回収の業者がらみのものが多いです。絶対に依頼しないようにしましょう。
会社名・所在地・電話番号を確認する
特に不用品回収業者にいえますが、依頼する前に会社名・所在地・電話番号は確認しておきましょう。
これらの情報を開示していることで、その業者が信頼できるかどうかのひとつの指標になるとともに、トラブルが起きた際に泣き寝入りする必要がなくなります。
依頼する前に口コミをチェックする
依頼前には必ず口コミをチェックしましょう。特に費用がかかる引越し業者や不用品回収業者を利用する際は必ずチェックする方がいいです。
業者名を検索すると口コミが確認でき、実際に利用したユーザーからのレビューが見られます。評価が低い業者を避けるのはもちろん、評価の総数が少ないところも情報が少ないので選ばない方が無難です。
できるだけ高評価+評価の総数が多いところを選びましょう。
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不要になったマットレスは、さまざまな方法で処分できます。自分の生活スタイルや早く片付けたい・安く処分したいなどの希望に沿って、最適な処分方法を選びましょう。
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