【横浜市】冷蔵庫の処分方法とは?注意点などを詳しく解説
執筆者 : 山田
横浜市での冷蔵庫の処分について解説します!
投稿日: 2025.03.19更新日 2025.04.06
冷蔵庫は家電リサイクル法の対象品目のため、ルールに従って適切に処分しなくてはいけません。また、冷蔵庫は大きさによって処分料金が変動するため注意しましょう。
今回は、横浜市で冷蔵庫を処分する方法について解説します。手間や時間をかけずに冷蔵庫を処分したい方は、本記事を参考にしてください!
冷蔵庫は「家電リサイクル法」対象品目の1つ
冷蔵庫は「家電リサイクル法」の対象品目です。家電リサイクル法で定められた冷蔵庫を含む4品目は、適切な方法で処分をしなくてはいけません。
家電リサイクル法で定められている冷蔵庫は、主に以下の商品が該当します。
- 冷蔵庫
- 冷凍冷蔵庫
- ワイン庫(ワインセラー)
家電リサイクル法の品目は、家庭用機器が対象です。そのため、店舗用のショーケースや冷凍ストッカーは家電リサイクル法の対象外となります。
なお、業務用に製造や販売がされている冷蔵庫は、家庭で使用していても家電リサイクル法の対象外とみなされています。ただし、家庭用冷蔵庫を事業で使用した場合は、家電リサイクル法に従って処分をしなくてはいけません。
★購入した冷蔵庫の処分方法が分からない方は『不用品回収モンスター』にご相談ください。
参考元:家電リサイクル法の対象になるもの(冷蔵・冷凍庫) 横浜市
冷蔵庫は横浜市の粗大ゴミ回収サービスは利用できない
横浜市では、冷蔵庫は「市では収集できないもの」に分類しています。そのため冷蔵庫は、横浜市の粗大ゴミ回収サービスの対象外です。
横浜市で冷蔵庫を処分する場合は、市の粗大ゴミ回収サービス以外の方法で処分を検討しましょう。
★冷蔵庫以外の粗大ゴミの出し方については、以下の記事を参考にしてください。
参考元:エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の出し方
横浜市で冷蔵庫を処分する7つの方法
横浜市で粗大ゴミを処分する際は、以下の方法がおすすめです。それぞれにメリットデメリットがあるため、適した方法を検討しましょう。
処分方法 | メリット | デメリット |
小売店のサービスを活用する | 処分と同時に買い替えができる | 各店舗によってルールが異なる |
市内の指定引き取り場所に直接搬入する | 事前予約せずに利用できる 収集運搬料金が不要 |
営業時間に左右される 処分までにかかる時間が読めない |
横浜家電リサイクル推進協議会へ申し込む | 別途料金を払えば運び出しを手伝ってもらえる | 営業日に限りがある |
家電リサイクル協力店に問い合わせる | 法に基づいた処分ができる 安心感が得られる |
収集運搬料金は店舗により異なる |
リサイクルショップの買取サービスを活用する | 良品の冷蔵庫は高額買取が期待できる | 故障が激しい冷蔵庫は買い取ってもらえない |
フリマアプリに出品する | 価格設定や紹介文などの自由度が高い | 配送料が高額になる 自己運搬では手間がかかる |
不用品回収業者に依頼する (不用品回収モンスター) |
冷蔵庫以外の不用品も同時に処分ができる 依頼者側の負担が少ない |
悪質業者を見極めないとトラブルに発展するケースがある |
小売店のサービスを利用する
新しい冷蔵庫の買い替えを検討している方は、小売店へ申し込みましょう。良品の冷蔵庫は、査定後に買い取ってもらえる場合があります。
メリット
古い冷蔵庫の処分と同時に新しい冷蔵庫の購入ができます。冷蔵庫を新規購入した際、古い冷蔵庫の処分に困らずに済むでしょう。
小売店によっては、製造年式が2016年以降(製造から9年以内)の正常に稼働する冷蔵庫は、良品買取の対象となります。買取可能な冷蔵庫と判断された場合は、お得に冷蔵庫を処分することができます。
デメリット
冷蔵庫の新規購入を求められる可能性が高いです。ほかの家電の購入ではサービスを活用できない場合があるため、各店舗のルールをしっかりと確認しましょう。
小売店のサービスを活用して冷蔵庫を処分する場合は、リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。
市内の指定引き取り場所に直接搬入する
横浜市では、家電リサイクル法の該当品目の直接搬入を受け付けています。横浜市内の指定引取場所は、主に以下の5か所です。
- 東芝環境ソリューション(株)
- スガヤメタル(株)
- 日本通運(株)横浜都筑指定引取場所
- 東亜物流(株)神奈川営業所
- SBS即配サポート(株)横浜デポ
営業時間は9時から12時と13時から17時で、営業時間の30分前に受付が終了します。
メリット
事前予約不要で直接搬入ができるため、営業時間内であれば好きな時間にアクセスが可能です。収集運搬料金がかからず、出費を抑えて冷蔵庫の処分が済ませられます。
デメリット
日曜と祝日が休業日となり、夏季休業や年末年始休業があるなど、指定引取場所の営業時間に合わせなくてはいけません。6月下旬から9月にかけては持込件数が増えるため処分に時間がかかるでしょう。
また、事前に郵便局でリサイクル料金の支払いが必要です。郵便局へのアクセスや振込用紙の記入、運搬など冷蔵庫を処分するまでに時間や手間がかかります。
★冷蔵庫の処分時に手間をかけたくない方や、日中忙しく時間が限られている方は『不用品回収モンスター』へご相談ください。
参考元:指定引取場所一覧(家電リサイクル法対象製品) 横浜市
横浜家電リサイクル推進協議会へ申し込む
横浜家電リサイクル推進協議会の回収サービスを利用する際は、以下の電話番号に問い合わせましょう。
受付や回収業務は、横浜市が指定する回収業者が担当します。
メリット
別途料金を払えば家のなかからの搬出も依頼できます。冷蔵庫の自己運搬が難しい方におすすめです。
横浜市指定の回収業者によるサービスのため、安心感が得られるでしょう。
デメリット
自宅前の収集場所まで自己搬出をしなくてはいけません。また、祝日や夏季、年末年始は収集してもらえないため注意しましょう。
参考元:横浜家電リサイクル推進協議会
家電リサイクル協力店に問い合わせる
お住まいの地域の家電リサイクル協力店に連絡し、冷蔵庫の処分を依頼する方法です。
横浜市内には、36店舗の家電リサイクル協力店があります。
メリット
家電リサイクル協力店は、家電リサイクル法に基づいて適切に冷蔵庫を処分してくれます。処分の際にトラブルを抱える心配がなく、安心して冷蔵庫を処分できるでしょう。
デメリット
リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。リサイクル料金のみでの引き取りはできないため注意しましょう。
なお、収集運搬料金はお店によって異なります。
参考元:家電リサイクル協力店 横浜市
リサイクルショップの買取サービスを活用する
リサイクルショップでは家電製品の買取サービスを実施しており、冷蔵庫も対象品目に含まれます。とくに、新品の冷蔵庫や年数が経っていない良品の冷蔵庫の処分を検討している方におすすめの方法です。
メリット
人気のモデルや状態の良い冷蔵庫、最新の多機能製品などは、高額で買い取ってもらえる可能性があります。リサイクルショップの買取サービスでは冷蔵庫を売却し手放すため、処分費用がかからないのが大きなメリットです。
デメリット
店舗により買取価格が異なります。高額買取を狙う場合は、複数店舗の比較が必要です。
また、基盤の劣化で冷蔵システムが作動せず庫内を十分に冷やせないなど、故障が見られる冷蔵庫は買い取ってもらえないケースが考えられます。
フリマアプリに出品する
時間に余裕があり自分のペースで冷蔵庫を処分したい方には、フリマアプリの活用がおすすめです。利用者ごとに商品紹介ページが作成できるため、好きなタイミングで不用品の出品ができます。
メリット
利用者が多いフリマアプリを利用すれば、商品を見てもらう回数が増えるため売れやすいです。早く手放したい場合は、適正価格や低価格で出品するとよいでしょう。
ほかの方法に比べて自由度の高さがメリットといえます。
デメリット
冷蔵庫は大きいため、配送料が高額になります。フリマアプリ内のお得な発送サービスを活用しても、大型の家庭用冷蔵庫は15,000円以上の配送料がかかる可能性があるでしょう。
自分で梱包や運搬をする場合は、緩衝材や段ボールの準備、運び出しなどに多くの時間や手間がかかります。また、購入希望者に商品名やメーカー、などの情報を正確に伝えておかないとトラブルが生じるケースも考えられるため注意が必要です。
不用品回収業者に依頼する
冷蔵庫以外にも処分したい不用品がある方や引っ越しなどで大量の不用品を一度に処分したい方は、不用品回収業者への依頼がおすすめです。業者により無料見積りや定額プランなどお得なサービスを実施しています。
メリット
運搬作業は専門スタッフが担当するため、依頼者の負担が軽減できます。使い古した冷蔵庫や壊れた冷蔵庫など、状態に関係なく回収してもらえるのもメリットといえるでしょう。
冷蔵庫以外の不用品も同時に回収が可能なため、不用品の処分を1つずつ依頼するよりも時間や手間をかけずに手放すことができます。
デメリット
業者により価格設定はさまざまなため、複数社の見積りを比較し検討するのがおすすめです。
なかには、高額請求をする悪徳業者も存在します。ホームページの会社概要や口コミ、社員紹介などをしっかりとチェックし、良質な業者を見極めましょう。
★良質な不用品回収業者は、以下の記事で紹介しています。
冷蔵庫を処分する際の3つの注意点
冷蔵庫を処分する際の注意点は、主に以下の3つです。
- 冷蔵庫はカラにしてから処分に出す
- 家電リサイクル券は冷蔵庫の大きさで金額が異なる
- 冷蔵庫の不法投棄は違法行為とみなされる
冷蔵庫内はカラにしてから処分に出す
冷蔵庫を処分する際は、事前に庫内をカラにしておきましょう。
冷蔵室や冷凍室にものが入った状態では運搬時に食べ物や飲み物が庫内が散乱し、リサイクルの際にトラブルを招くおそれがあります。場合によっては、回収してもらえないケースもあるかもしれません。冷蔵庫は処分する前に庫内の様子を確認し、不要なものは捨てて置きましょう。
製氷用のタンクもしっかりと水抜きをしておくのがおすすめです。
参考元:日立 新しい冷蔵庫に入れ替えるときの事前準備を知りたいです。
家電リサイクル券は冷蔵庫の大きさで金額が異なる
冷蔵庫は170Lを基準に金額が異なります。主な金額は以下のとおりです。
種類 | 金額 |
冷蔵庫(小):170L以下 | 3,740円 |
冷蔵庫(大):170L以上 | 4,730円 |
メーカーによる変動はなく、冷蔵庫の内容積で判断されます。
リサイクル券の購入時はメーカー名と冷蔵庫の内容積の記入が求められるため、冷蔵庫がどちらのサイズに当てはまるのかを確認しておきましょう。
★『不用品回収モンスター』では、大きさの制限はなくさまざまな冷蔵庫を回収しています。ぜひご相談ください!
参考元:一般財団法人家電製品協会 再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)
冷蔵庫の不法投棄は違法行為とみなされる
冷蔵庫を私有地以外の道路や山などに放置する行為は、違法行為にあたります。不法投棄とみなされた場合は、廃棄物処理法第25条「5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金」が科される可能性があるため、不用な冷蔵庫は適切に処分しなくてはなりません。
なお冷蔵庫の不法投棄は、自ら冷蔵庫を放置するだけでなく、業者による不法投棄も含まれます。悪質業者が冷蔵庫を不法投棄した場合、収集を依頼した側も責任が問われるケースもあるため注意が必要です。
参考元:廃棄物の処理及び清掃に関する法律 | e-Gov 法令検索
横浜市で冷蔵庫を処分するなら『不用品回収モンスター』がおすすめ
冷蔵庫は、家電リサイクル法に基づいて適切に処分しなくてはいけません。横浜市の粗大ゴミ回収サービスで処分できない品目のため、市内の指定引取場所に直接搬入したり横浜家電リサイクル推進協議会の回収サービスを活用したりし、処分を検討しましょう。
冷蔵庫の処分にお困りの方や冷蔵庫以外の不用品も同時に処分したいと考えている方には『不用品回収モンスター』がおすすめです。
不用品回収に詳しい専門スタッフが運搬作業をするため、スピーディーに冷蔵庫の処分が進められます。即日対応も可能なため、急な引越しや遺品整理の際に安心して任せられるでしょう。
冷蔵庫の処分を検討している方は、ぜひ『不用品回収モンスター』へご相談ください!
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