【横浜市】テレビの処分方法とは?出し方のポイントなど詳しく解説
執筆者 : 山田
横浜市でテレビを処分する方法を詳しく解説します!
投稿日: 2025.03.05更新日 2025.03.06
テレビは家電リサイクル法の対象品目で、処分の際はリサイクル料金が発生します。横浜市の粗大ゴミ回収サービスは活用できないため、購入店舗での引き取りや不用品回収業者に依頼して処分するのがおすすめです。
今回は、横浜市でのテレビの処分方法を詳しく解説します。出し方のポイントなどを知りたい方は、必見です!
テレビは「家電リサイクル法」の対象品目
テレビは、家電リサイクル法の対象品目の1つです。
家電リサイクル法とは、家庭や事業所から出るテレビやエアコンなどの家電製品から、有用な材料を再利用する方法をいいます。廃棄物の減量と資源の有効活用を目的としています。
家電リサイクル法の回収対象のテレビは、主に以下の表のとおりです。
テレビの種類 | 液晶 | プラズマ | ブラウン管 |
対象品目 | ・液晶テレビ ・HDDやDVD内蔵液晶テレビ ・液晶ディスプレイモニター(チューナー付き) |
・プラズマテレビ ・HDDやDVD内蔵プラズマテレビ ・プラズマディスプレイモニター(チューナー付き) |
・ブラウン管式テレビ ・ブラウン管式VTR内蔵テレビ ・ブラウン管式ディスプレイモニター(チューナー付き) |
また令和6年4月1日より、有機ELテレビが新たに家電リサイクル法の対象品目に追加されています。なお、チューナーなしのディスプレイモニターやプロジェクションテレビなどは回収対象外です。
参考元:家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)
家電リサイクル法の対象になるもの(テレビ) 横浜市
家電リサイクル法対象品目の処分にはリサイクル料金が発生する
家電リサイクル法に該当する家電製品は、処分時にリサイクル料金がかかります。
リサイクル料金は、対象家電製品の引き取りや引き渡しを確実に実施するために欠かせません。家電リサイクル法対象のテレビの処分にかかるリサイクル料金は、主に以下の表のとおりです。
メーカー名 | 液晶・有機EL・ プラズマ(小) |
液晶・有機EL・ プラズマ(大) |
ブラウン管(小) | ブラウン管(大) |
パナソニック | 1,870円 | 2,970円 | 1,320円 | 2,420円 |
シャープ | 1,870円 | 2,970円 | 1,870円 | 2,970円 |
三菱電機 | 1,870円 | 2,970円 | 1,870円 | 2,970円 |
テレビは大きさや種類でリサイクル料金が異なります。また、同じ大きさでもメーカーの違いによる変動も見られるのが特徴です。
参考元:再商品化等料金一覧(家電リサイクル料金)
テレビは横浜市の粗大ゴミ回収の対象外
横浜市では粗大ゴミ回収サービスを実施していますが、テレビは回収対象ではありません。そのため、横浜市にお住まいでテレビの処分を検討している方は、横浜市の粗大ゴミ回収サービス以外の方法を検討しましょう。
また令和6年4月1日より、有機ELテレビが家電リサイクル法の対象品目に追加されました。よって、有機ELテレビも自治体の粗大ゴミ回収の対象外となります。
なお、家電リサイクル法に該当しないチューナーなしのディスプレイモニターやプロジェクションテレビなどは、自治体で回収処分が可能です。
★テレビの処分にお困りの方は『不用品回収モンスター』にご相談ください。
参考元:エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機の出し方 横浜市
横浜市でテレビを処分する際のおすすめの捨て方7選
横浜市でテレビを処分するには、主に以下の7つの方法があります。それぞれにメリットデメリットが存在するため、自分に合った方法を検討してみましょう。
ここではテレビのおすすめの捨て方を7つ紹介します。
テレビの捨て方 | メリット | デメリット |
指定取引場所へ自己運搬する | リサイクル料金のみで処分できる | 手間がかかる 混雑状況が把握しにくい |
買い替え店舗の下取りサービスを利用する | 買い替えと同時に古いテレビが手放せる | 新規のテレビの購入を必須条件とする店舗もある |
家電リサイクル協力店へ持ち込み処分する | 家電リサイクル法に基づいて適切にテレビを処分してもらえる | 不必要な料金の請求がされにくい |
横浜家電リサイクル推進協議会の回収サービスに申し込みをする | トラブル回避が期待でき安心感が得られる | 回収場所まで自己運搬が必要または別途料金がかかる |
フリマアプリに出品する | リサイクル料金が発生せず、臨時収入につながる | 購入希望者の状況に左右される |
リサイクルショップの買取サービスを利用する | 良品のテレビは高額買取が期待できる | 買取価格の比較は時間がかかる |
不用品回収業者に依頼する (不用品回収モンスター) |
テレビだけでなく大量の不用品を同時に処分できる | 定額パックの利用はほかの方法に比べて高額 |
★テレビ以外の粗大ゴミの出し方は、以下の記事で詳しく解説しています。
指定引取場所へ自己運搬する
横浜市では、テレビの自己運搬による処分を受け付けています。横浜市内の指定引取場所は、主に以下のとおりです。
- SBS即配サポート(株)横浜デポ
- 東亜物流(株)神奈川営業所
- 東芝環境ソリューション(株)
- スガヤメタル(株)
- 日本通運(株)横浜都筑指定引取場所
メリット
費用を抑えてテレビの処分ができるでしょう。また、事前予約が不要で当日持ち込みが可能なため、指定取引場所の営業時間内であれば急な処分にも対応してもらえます。
デメリット
事前にリサイクル料金の支払いを済ませたり指定場所まで直接アクセスしたりなど、テレビを処分するまでに手間がかかります。指定取引場所の混雑状況に左右されやすく、どのくらい時間がかかるか予測がつかないのがデメリットといえるでしょう。
参考元:指定引取場所一覧(家電リサイクル法対象製品) 横浜市
買い替え店舗の下取りサービスを活用する
テレビの販売店では、買い替え時に下取りサービスを実施している場合があります。なかには、訪問回収費を支払えば新規購入をしなくても不要なテレビを引き取ってくれる店舗も存在します。
メリット
新しいテレビの買い替えと同時に古いテレビを引き取ってもらえるため、別々で手続きする手間が省けるでしょう。訪問回収を実施している店舗を利用すれば、家にいながらテレビの処分が済ませられます。
デメリット
下取り時にテレビの新規購入が必要な場合があります。ほかの家電製品の購入では、下取り対象とならないケースもあるでしょう。
家電リサイクル協力店へ持ち込み処分する
横浜市には、家電リサイクル協力店が全部で36店舗あります。テレビを購入予定のお店では古いテレビを回収してもらえない場合に利用するとよいでしょう。
メリット
家電リサイクル法に基づき適切にテレビを処分してもらえます。リサイクル料金と必要に応じて収集運搬料金がかかりますが、不必要な追加費用が発生せず安心して取引ができます。
デメリット
家電リサイクル協力店が遠方にある場合は、アクセスに時間や手間がかかるでしょう。また、営業時間に合わせて訪問しなくてはならず、日中時間が取れない人には難しいかもしれません。
参考元:家電リサイクル協力店一覧
横浜家電リサイクル推進協議会の回収サービスに申し込みをする
横浜家電リサイクル推進協議会指定の回収業者が回収業務を担ってくれるサービスです。電話やインターネット、FAXなどで予約をし、リサイクル料金と収集運搬料金を払えば誰でも利用できます。
メリット
家電リサイクル法に基づいて運営されている業者のため、安心感が得られるでしょう。適切な回収や処理の対応は、違法トラブルのリスクの回避につながります。
デメリット
回収可能な場所まで、自己運搬が必要です。搬出協力を依頼することもできますが、別途料金が発生します。
参考元:横浜家電リサイクル推進協議会
★手間をかけずにテレビやその他の粗大ゴミを処分したい方には、不用品回収業者がおすすめです。運搬作業は粗大ゴミ処分の知識が豊富なスタッフが担当します。定額パックを活用すれば、一定の料金で大量の粗大ゴミの処分が可能です。ぜひ『不用品回収モンスター』にご相談ください。
フリマアプリに出品する
フリマアプリを活用し、テレビを手放すのも1つの手です。
アプリをダウンロード後、テレビの写真や説明を記載して購入者へ引き渡します。時間がかかっても希望価格でテレビを処分したいと考える方に適した方法といえるでしょう。
メリット
紹介文や写真の加工、販売価格などを自由に設定できます。処分するわけではないためリサイクル料金が発生せず、配送料を考えながら上手に価格を設定すれば臨時収入が得られるでしょう。
デメリット
購入希望者の存在に左右されます。買いたい人がいなければいつまでもテレビが手放せないため、時間に余裕のない方には不向きです。
販売者は購入希望者とメッセージでやりとりをしなくてはならず、文字だけのコミュニケーションはときにトラブルを引き起こす場合があります。
リサイクルショップの買取サービスを利用する
状態のよいテレビは、リサイクルショップを活用するのがおすすめです。不要なテレビをお店に買い取ってもらうことで、ほかの方法で手放すよりも利益を得られる可能性があります。
メリット
出張査定サービスを活用すれば、家にいながら買取価格が分かります。お店まで出向く必要がなく負担が軽減されるでしょう。
人気のモデルや新品のテレビは、高額買取につながるかもしれません。
デメリット
店舗によって買取価格が異なります。高額買取を狙う場合は複数店舗の比較が必要なため、忙しい方には不向きな方法といえるでしょう。
店舗の営業時間を調べて訪問したり問い合わせしたりするなど、買い取ってもらうまでにさまざまな手間もかかるでしょう。
不用品回収業者に依頼する
引越しや遺品整理などで、テレビとともに大量の粗大ゴミの処分を検討している場合は、不用品回収業者に依頼しましょう。無料見積りでサービス内容を確認してから回収してもらうのがおすすめです。
メリット
即日対応サービスや定額パックを実施している業者もあり、一度でテレビだけでなくさまざまな荷物の片付けが済ませられます。運搬作業は専門スタッフが担当するため、大きく重たいテレビを運搬する手間が省けるでしょう。
即日対応可能な業者を活用すれば、急なテレビの処分にも対応してもらえます。
デメリット
大量の荷物と一緒にテレビを処分する場合は、ほかの方法に比べて金額が高くなる傾向が見られます。また、不用品回収業者のなかには悪徳業者もいるため、会社概要や口コミなどをしっかりとチェックし、トラブルを防ぎましょう。
優良な不用品回収業者は、以下の記事で詳しく紹介しています。
テレビの不法投棄は罰金の対象
テレビの処分に困り不法投棄をした場合は、厳しい処分が下される可能性があります。
空き地や山など所有地以外の場所にテレビを放置するのは、不法投棄の対象行為です。また、粗大ゴミ回収場所に置けるのは回収予約をした粗大ゴミのみのため、粗大ゴミ回収場所に無断でテレビを放置すると不法投棄とみなされるでしょう。
テレビの不法投棄は廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第25条1項14号「5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金」に該当します。不要なテレビは正しい方法で処分しましょう。
また「一般廃棄物又は産業廃棄物の処理を他人に委託した者」も処罰の対象です。悪徳業者に引き渡したテレビが不法投棄された場合、依頼者も処罰を科されるケースもあります。
テレビは不法投棄せず、業者は慎重に選んでトラブルを防止しましょう。
参考元:行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律施行規則 | e-Gov 法令検索
安全にテレビを処分するなら『不用品回収モンスター』がおすすめ
テレビは、横浜市の粗大ゴミ回収サービスの対象外です。また、テレビは家電リサイクル法の対象品目のため、処分の際はリサイクル料金が発生します。
テレビの回収費用を払わずに山や空き地に放置すると、不法投棄とみなされて厳しい処罰が科される可能性があります。怪しい業者の利用は避けて、正しい方法で処分をしましょう。
テレビと同時に大量の荷物を処分したい方は『不用品回収モンスター』がおすすめです。
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